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【T緑地】いつもの景色、小さな出会い|コチドリ、コサギ、カワセミ

6月26日(日)快晴 4:30-8:00
今日は昨日に引き続き、猛暑になるとの天気予報。
早めに出かけて早めに帰ることにする。

堤防に着くと、いつもより富士山が大きく見える。
そしてピンクの帽子をかぶっていた。
笠雲だろうか?
とにかく風が強いので、そうかも。昨夜は怖いほど風が吹いていた。
(けれど、携帯で撮った写真を見直すと、手前の大きな雲がちょうど富士山の山頂の前に来ていただけかも・・)

笠雲とは?
笠雲は富士山のような独立峰の山頂付近に現れる雲で、山が笠を被っているように見えることから笠雲と呼ばれます。
 ・「上空の風が強い」
 ・「湿った空気が存在する」
という気象条件の時に発生しやすくなります。

ウェザーニュース

中洲に到着。
早速いつものお気に入りの場所に、シートを敷いて観察。

顔の色が茶色なのでコチドリ・メスかな?

いたいた。コチドリ母さん(か父さん)。
まだ卵を温めていた。
途中でスッと立ち上がっていなくなった。
しばらくすると、釣り人が巣の手前を横切って行き、コチドリはその後戻ってきて、また卵を温め始めた。
またしばらくすると、今度はキジバトが歩いてきたので、ちょっと警戒している様子。オスとメスでキジバトの周りを歩き回っている。けれど、カラスのようには恐れてはいない感じがした。キジバトが通り過ぎた後、メスがオスと抱卵を交代した。

足元にまたカワセミがやってきた。
あれ?二羽いる。オスとメスだろうか?
一羽は太い流木に、一羽は細い木にとまった。
その後、川が本流から二つに分かれて、土手の方に向かってくる浅瀬の所で、カワセミがホバリングしていた。ホバリングしている所を初めて見た。青い背中がよく目立つ。魚を空中で狙っていたのだと思うが、左からカワラヒワが飛んできて、邪魔をされた様子。カワセミはカワラヒワを追いかけるように右側のハルシャギクが群生している所へ消えた。

見返り美男子

コサギが大きな魚を捕まえるところを見た。
羽を広げ、浅瀬をスケートするように移動しながら、魚を獲る所はとても優雅に見える。捕れた魚はなんだろう?鮎かな?嘴で向きを変え、頭から丸呑みしていた。

魚を丸呑みした後のコサギ

羽の黒いトンボが飛んできた。背中の部分は光沢のある青緑。
砂の上で、羽を開いたり閉じたり、繰り返していた。
ハグロトンボかな?

そこへコチドリかイカルチドリの幼鳥がやってきた。
いろいろなサイトを見てみたけど、どっちか分からなかった💦
親鳥と違って、羽の先端が淡い色になっていて鱗模様のように見える。

鱗模様のような羽がきれい!

雛は孵化後半日ほどで巣を離れ、親と一緒に採食するようになる[3]。生後24-29日程で飛翔できるようになり、その後8-25日で独立する。

Wikipedia

とのことなので、この幼鳥は今年、ここで生まれたのだろうか。
あぁ、とってもワクワクする。
秋になったら、どこへ旅立つのだろう。
どんな旅をするのだろう?
イカルチドリなら、ここにずっといるのだろうか。
それもまたいいと思う、今日この頃。

0626ネイチャージャーナル(この景色を描くのは5回目)


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