日野原重明先生のご著書を読んでの2回目。
先生のご著書のページ034のお言葉です。
「子供のうちは与えられている時間を全部自分のために使いなさい。
だけれども、君達が大きくなったら、その時間をほかの人のため、社会
のために使わないといけない。そう気づく時が必ず来るよ。だから大き
くなって大人になったら、君達の時間をできるだけまわりの人のために
使ってくださいね。」
私のような者が、先生のお言葉に何かを付け足すこと等到底不可能なのは重々承知の上で、おこがましくもコメントをさせていただきます。
こちらのお言葉をいただいてみて、すぐに思い浮かびましたのは仏教の方面の教えである「忘己利他」でした。読み方は「もうこりた」です。キリスト教と仏教とでは全く内容を異にすると思われるかもしれませんが、私個人の感覚では、兄弟ではないにせよ近くて遠い親戚のようなものではないかと思っています。非常に親近感を抱きます。先生のお言葉はまさに仏教そのものだと。忘己利他の教えはこれを見た方がおられましたら是非、Googleなどで検索してみてください。
私は先生のお言葉をいただき、普段の生活がいかに自己中心的であるかを思い知りました。自省をいたしたく思います。