「捨てられない女達」偏見まみれ(苦笑)
先に謝っておきます。
この会話は事実に基づいてはいますが、偏見まみれなので、ご気分を害する方がいらっしゃったら、ごめんなさいm(__)m
【或るスナックの戯れ言】
昨夜、お客様が一段落してから、相棒のミユが突然、昼間の職場の話を始めた。
「1月いっぱいで、一人辞めちゃうから、2月のローテーション、ハードなんだよね〜」
ミユは介護施設に入所している義父の費用を賄うために昼も夜も働いている。その義父の実の息子にあたるミユの旦那さんは三年前に自死で亡くなっている。
口は悪いが実に面倒見のいい女である(笑)
ミユの昼間の職場もまた、義父とは違う所の介護施設だ。彼女は介護施設の中で食事を作る仕事にもう何年も従事している。
テレビの画面にチラッと映しだされた看護師さんの姿を観て、彼女が言った。
ミユ「あのさ、うちの職場でお酒飲んだり煙草吸ったりパチンコ行くのは圧倒的に看護師さんや介護士さんが多いんだよね〜」
sanngo「あ〜、仕事がハードだからストレス溜まるって言うよね。私がダーちゃんの介護してる時も(敷地外に設けられた)喫煙所は看護師さんと医師ばっかりだったよ」
ミユ「夜勤明けの看護師さんなんて、そのまま飲みに行っちゃうからね。凄いよ、酒量(笑)」
sanngo「仕方ないよ。人間だからさ〜」
ミユ「そりゃ、そうなんだけどさ、私達なんかより、結構、お給料もいいじゃない?」
sanngo「うん」
ミユ「変なヒモみたいな男がくっついてる人ばっかりだよ。やめなよって言うんだけどさ〜」
ミユは職場の看護師さんや介護士さんと仲が良い。
ミユ「捨てられないんだよね〜(笑)」
sanngo「何言ってるのよ(笑)自分だってお義父さん、捨てられないくせに(笑)」
ミユ「あ、そうか(笑)」
sanngo「それにさ、出会いの場所が職業柄少ないじゃない?入所者さんはお爺さんばっかりでしょ?」
ミユ「そうそう」
sanngo「ほら、◯◯ちゃん達も出会ったのパチンコ屋さんだったじゃない?」
私は自分の知り合いの看護師さんの話を持ち出した。
ミユ「あそこも、△△君、ヒモみたいなもんだもんね〜」
sanngo「でしょう?捨てられないのよ(笑)」
ミユ「あれ?一番捨てられなかったの、sanngoちゃんじゃん(笑)」
sanngo「あ、そうか(笑)」
どうやら、私達は自分の事は棚に上げて話をする人種らしい(苦笑)
そんな事を話しながら、スーパーでもらったビニール袋を三角折りしていた(笑)
この世は矛盾で溢れてる。
※あくまでも一部の知り合いの方達の話です。
宮本浩次が高橋一生のために作った歌。
(ちょっと宮本浩次のハーモニーが高橋一生をくっているけど、いいです!)
こんな一途な男が居たらいいな(笑)
煙草を吸う彼の冷めた瞳が堪らない。
さて、仕事行く支度しよう。
じゃぬーん♪