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「あまろっく」映画感想
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「人生に起こることは、なんでも楽しまな!!」
さらっと予告⏬️
結構、色々予告(笑)⏬️
皆さんは「あまろっく」をご存知だろうか?
私は知らなかった。
兵庫県尼崎市にある「尼崎閘門」と言う海抜0メートル地域を守る海にある門の名称である。
この地域は、この通称「あまろっく」が出来るまで、何度も自然災害で水没している。その代表的な災害が「室戸台風」である。
主人公優子(江口のりこ)は、幼い頃から頑張り屋で成績優秀だったが、人との交わりが下手で不器用な人間だった。京大を卒業して一流企業の有能な社員になったにも関わらず、周りの人と溶け込めずにリストラに合ってしまう。
物語は、そんな傷心な優子が実家に帰るところから始まる。優子の父 竜太郎(鶴瓶)は、彼女とは正反対でコミュ能力は抜群だが、いい加減を絵に描いたような男だ。小さな町工場を営んでいるが、働かない社長を自負していた。
竜太郎は妻 愛子(中村ゆり)を早くに亡くし、19年間独身を通していた。
そんな竜太郎が、突然「再婚する」と連れてきたのが二十歳の早希(中条あやみ)だった。その時、優子は竜太郎のニートになっていて、実家で何もしない自堕落な生活を送っていた。
さて、ここから物語は急展開する。
コメディなのに、笑いあり涙ありで、観ていて目が離せない。リズム感も、そこかしこに張られた味のある伏線もいい。邦画の良さを思う存分に堪能出来る映画だと私は思った。
継母の早希を毛嫌いしていた優子が、だんだんと打ち解けていく様子も良い。数々の苦難をこの二人が乗り越えた先にある本当の幸せとは⋯
度肝を抜くような前半の急展開から、優子と早希の悩みや生きる格闘を描いた後半部分。
「あ〜、こういう事だったのか」
と妙に納得してしまった。
家族とは、生きるとは⋯
現実にはなさそうな展開も上手い俳優陣と台詞の一つ一つで共感を覚えてしまった。
「私は、あまろっくになるんや!!」
その真の意味を教えてくれた作品。
台風、阪神淡路大震災、家族の不幸、会社の⋯
どんな苦境に立たされても、竜太郎の生きるポリシー
「人生に起こることは、なんでも楽しまな!!」
が冴え渡る。
落ち込んでいる時、悲しい時、この映画を観て欲しい⋯
きっと何かを掴んで、元気を取り戻せると思う。
江口のりこ、鶴瓶、中条あやみの演技が素晴らしかった。
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色々あって、ちょこっと凹んでた(苦笑)
今からダブルワーク。
私も「人生、楽しまな」(笑)
じゃぬーん♪