メガドンキの話と【Shrink 精神科医ヨワイ】
朝晩が、めっきり冷え込むようになりました。かと思えば、昼間は暑い。
何を着たらいいのか分からない(苦笑)夏服も仕舞えず、冬物がないと寒いのでクローゼットの中が、ヒッチャカメッチャカになっているsanngoです。
おはようございます。
「メガドンキで拝まれた私」
少し前のこと、以前「マスク」全盛期の頃の話です。
メガドンキで、プチプラな韓国のシートマスク(化粧品の方ね)を選んでいると、ずっと私を見つめる若者に気が付いた。
「気の所為かな?」
と思っていたら、場所を移動しても付いて来る。なんだろう?と思っていると、近付いてきて
「あ、あの一緒にお茶を飲んでくれませんか?」
とのたまわった!!
「は?はぁ〜?」
「あの…ずっと綺麗な人だなって見ていて」
いや、綺麗もなにもマスクで顔の殆ど見えないし(苦笑)
「ダ、ダメですか?」
ナンパなんて何十年ぶりだろ?(オイオイ)
よく見ると白Tに黒のデニムを穿いた今どきのイケてる青年だ。私は青年の将来を思い、言い放った。
「◯◯だぞ!!」←年齢(個人情報さらしてやった)
あの時の青年の顔が忘れられない(笑)
「あ゙っ?」
逃げ足が早いとは、ああ言う事を言うのだろう。
「し、失礼しましたぁ〜」
そう言うと後退りしてから踵を返して、スタラコラサッと走って行きましたとさ(苦笑)
マスクの威力、恐るべし!!
あ、その話は置いておいて(相変わらず前置きが長い)
先日のこと、マスクを外すようになった現在、メガドンキ(好きだ)で、安い食料品を漁っている私をじっと見つめる年の功で80は過ぎていると思われる男性に気が付いた。
割引シールが貼られた品を選んでいる私をひたすら、じっと見ている。(マスク外すと年齢層上がっちゃうのね〜 泣)
「選びにくいじゃないか、割引品(泣)」
魚コーナー、肉コーナー、お菓子コーナー…
何処へ移動しても、一定の距離を置いて付いて来る。
「ヤバい!!徘徊老人?」
やがて、遂に近付いて来て声を掛けられた。
「初恋の人にそっくりなんです」
は?はぁ〜?
貴方の初恋って何十年前ですかーー?!(もんぺ穿いてないぞ?)
「そ、そうですか。ありがとうございます」
(そう言うしか、ないよね?)
と言って立ち去ろうとする私に
「握手してもらえませんか」
ときたもんだ(なんだとー?!ジジィ)
でも、そこは外面がいい私。
「あ、はぁ、まぁ…」
と手を差し出した。
ジジィ…元へ!!高齢な紳士は、私が差し出した手をぎゅっと握ってから、メガドンキのレジの前で、私に向かって、手を合わせた(オイオイオイオイ!)
ひとしきり拝むと
「ありがとう、ありがとう」
と去って行った。
あれは、なんだったのだろう?
観音様ですかーー?!私?(泣)
頼む!レジの前は止めてくれ(ソコ?!)
NHKドラマ「shrink」を観始めた。
中村倫也演じる精神科医 ヨワイが、数々の心に悩みを抱える患者達を治療していく話だ。
第一話は夏帆が演じるシングルマザー葵の「パニック症」の物語だった。
この症状が、以前私が襲われた「過呼吸」発作に、とてもよく似ていて興味深く観た。
でも、私の場合は、あんな軽い症状ではなかったけど…
手の指は冷たくなって震えた後に曲がって動かなくなった。足の感覚は無くなり歩行も出来ない。襲われる酷い頭痛と呼吸の出来ない苦しみにずっと耐えていなければならなかった。
車椅子で救急病院へ運ばれた後も、その日のうちに何度も発作は繰り返された。
ヨワイ医師はドラマの中で
「パニック症で人は死にません」
と断言するけれど、死よりも苦しみの時間の長さの方が私は怖かった。
いつまた襲ってくるか分からない恐怖に長い間、苦しめられたあの頃。
メンタルの弱さではなくて「脳の誤作動」だとヨワイ医師は言うけれど、実際に味わってみないと分からない。
もう嫌だ。
あんな辛い日々。
と言う訳で、お勧めですよ。
このドラマ!!
Amazonプライムで、今なら無料で観られます。
さて、さてさてっと
今日と言う日をまた性懲りもなく生きてみますか(笑)
じゃぬん♪
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