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せっかく生まれた思いだから。

七夕の夜に。
願いを込める。
音のない世界と音の世界の狭間をもっともっと好きになれますように。と。

今年の七夕。優しい世界noteをはじめた。

文を読むことが好き。
文を書くことが好き。
そう言いつつも、仕事や日々の忙しさを言い訳に、行動できない自分がいた。
そんな自分を変えたくて、所属するオンラインコミュニティ #旅と写真と文章と  のクルーに相談したところ、勧めていただいたのが、このnote。
コミュニティの主催者、伊佐さんの後押しが決め手だったのは間違いない。

彼女のnoteのタイトルと書き出しが好きで、よく自分のノートに書き出している。先日、母に「そら、宗教みたいだ」なんて言われたくらい彼女の言葉が好きだ。伊佐さんは、教祖になれるかもしれない。

なんだかんだ1日1記事更新を続けて、あっという間に100記事目。納得のいかないまま投稿してしまって、ちょっと恥ずかしい気持ちになってしまった日もある。それでも、 #旅と写真と文章と#dotcolony のメンバーが毎日更新を続けていて。みなさんの影響を受けて、気付いたら1日1記事更新することが、習慣になりつつある。

今朝、大宮エリーさんの本を読んでいたらこんな言葉が載ってきた。

せっかく生まれた思いだから
それは確認してもらったほうがいい
誰かに 感じてもらったほうがいい
誰かと 共有したほうがいい
誰かにその思いの存在を
認めてもらった方がいい
(大宮エリー『思いを伝える意義』)

小さい頃から、「感受性が豊かだね」とよく言われてきた。褒め言葉だと思って、ポジティブに捉えてきた。でも、思いが溢れすぎて、どうしたらいいのかわからなくなってしまうこともあるわけで。
エリーさんは、こう続けた。

なぜこんなにも
思いが溢れたりするか
分かりますか?
誰かにその思いが届くように
誰かがその思いを感じとれるように
思いは溢れ出しているのです

そうか。わたしはこの溢れ出してしまう思いを、誰かに伝えたかったのか。

noteをはじめたのは偶然だったけれど、まいにち更新を続けていたのもなんとなくだけれども。わたしの溢れ出す思いたちが、誰かに伝えたがっている。全ては必然だったのかもしれない。

これからも、何でもない日常の、でも、誰かにとって大切なことを伝えていこう。そう思う。わたしが、わたしの世界を好きでいられるように。願わくば、誰かの世界もちょっと優しく、ちょっと輝きを増しますように。



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