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先を見なくなった

からだを緩めた結果

Cさんが講師を務めるボディワークと感情解放ワークを始めてから、その効果を実感している。怪しいと思われた方は、ここで離脱してくださいませ。

以前もここに書いたようにボディワークは、ヨガのようでヨガではない、体を緊張から解放するためのワーク。ボクもスポット的にヨガを体験したことがあるけど、ポーズをしっかり取ることがベースになっているから、そこちらに気を取られると呼吸が止まり、呼吸を意識するとポーズが決まらない。どっちつかずで疲れてしまうことが多かった。

対して、ボディワークは、しっかりとポージングするけど、ヨガほど厳密ではないし、ヨガよりも体への負荷が少ないのがうれしい。ヨガはヨガで良いところがたくさんあるけど、面倒くさがりのボクはボディワークが向いていると思う。

ボディワークでからだを緩め、感情解放のワークでも呼吸を通じて体を弛緩させている。緩めたことで右腰の痛みも、右顎の痛みも、嘘のように取れた。

取れたってことは、それまでは緊張していた証。睡眠の質もぐっと上がり、目覚ましで起きられないほどに熟睡できている。

体の変化に加えて、心持ちも変わってきている。以前は、先のことを考えて心配ばかりしていたが、今ではあまり考えなくなった。

もちろん、先のことといえばお金が絡んで来るので、仕事量と質に対して対価が見合ってないと思うと感情が出る。どうしようとも思うが、それよりも今を大切に生きようという思考になる。

先日、大学入試センター試験が行われたが、毎年試験の時期は憂鬱になる。ボクは現役生の時、試験当日に風邪を引き、国語でとんでない点数を叩き出してしまったからだ。

そのせいで目標とする国立大学を諦めざるを得なくなり、浪人生をスタートさせることに。何物でもない1年間は苦痛で、大学生活や就職して人生を謳歌している同級生の話を親から聞いては未来に絶望していた。

その当時、ボディワークや感情解放ワークを受けていればと思わなくもないが、昔の自分がいるから今の自分がいるので、後悔を受け入れて味わえるようになってきた。これも成長だ。

不甲斐ない政治家の不安定な国家運営に未来を憂えないことはないが、日々をしっかりと生きていくことの先にしか未来はないので、目の前の仕事にしっかりと取り組む、家族時間を大切にする、自分時間を満喫することに目を向けている。

仕事に関しても、思うように進まないことが多々ある。自分だけで完結しない仕事なので当然だ。相手の都合があり、業務形態上は相手が優先される。基本的には待ちの姿勢。

待つことに以前はイライラしていたが、今では良い意味で諦め、受け入れられている。あまりペースを乱されなくなった。待ち時間も有意義に使えるようにもなった。

そして、先ほど怒りが湧いてくると書いた金銭についても、まずは「書くことで生きられていること」に感謝できるようになった。当たり前だけど、当たり前ではない環境に感謝している。

フリーランスの時は、書くだけではなく、書いたものを掲載してもらう、発信してもらう媒体を探すのも自分で行っていた。その手間が嫌で組織に入ったわけで、自分の負担が減ったことをプラスに捉えれば、現状は働く環境は悪くないので満足はしていないが充実感は感じられる。もちろん、もっともっと良いモノを作り、環境を変えられる立場を目指すけども。

環境を変えられるってことは役職が上がることで、これまでは管理職になりたいと口では言いながら、管理職業務の面倒くささが先立って、出世することを心の底から望んでいなかった。今では本気に考えられるようになった。肚が決まったから事態も動いている。

まだまだ勝負にばかりこだわり、何事も白黒つける癖があったり、未熟を痛感するが、それもボクなので自己否定や自己処罰をすることはなくなった。自ら罰しなくなったので暮らしは軽やかだ。

気を抜くと右の顎は痛くなる。体の各所に痛みが出る。緊張しているのだ。緩めることを躊躇うことなく、今後もガシガシと緩んでいきたい。

おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!

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