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サラブレッド

同じ場所で同じ時間を過ごせばそうなるよね

小泉純一郎の息子、小泉進次郎が自民党の総裁選に出馬表明した。知能の低い人間が国際社会で通じるか、という失礼極まりない質問にも歯切れのいい切り返しを見せ、オヤジ譲りの演説の才能を改めて示した。

政策実行能力、下半身ゆるゆる。でも、人受けはすこぶるいい。オヤジそっくりだ。話し方もオヤジに寄せている部分があるのだろう。似ている。

ワンフレーズポリティクスと言われたオヤジは、言っていることの本質は意味が分からないが、とにかく国民の支持は受けた。だから、進次郎も「小泉構文」と言われるように、日本語がめちゃくちゃでも国民から支持を得られれば問題ないと思っているはず。さあ、今後も国民は騙されるのか。試されている。

小泉進次郎を見て思ったのは、我が子の言語能力。書き手のボクと同じ場所に住み、多くの時間を共にしているので、言語中枢が異常に発達している。

さすがに書く力は、他の子どもたちと一緒だが、話し言葉は子どもとは思えない。そういえば、園に通っていた頃、担任の先生が「子どもと思って接していません。大人と同じ感覚で話しています」って言っていたのを思い出した。その通り。

とにかく、言い訳、文句のボキャブラリーが凄まじい。こちらが驚くような論理展開で、言い負かそうとしてくる。そのたびに思う。あ、これ、ボクだ。

妻との口喧嘩を聴いて学習しているのだろう。言い負かし方、話の展開が酷似している。コピーみたいで笑えてくるが、妻は怒り心頭なので笑うわけにはいかない。

我が子がサラブレッドと言いたいわけではない。親の仕事に影響されるって言われる理由が、最近ではよくわかる。スポーツ選手の子どもが、親の競技で幼い頃に秀でたり、役者の子どもが子役として起用されるのも頷ける。

同じ環境下で相応の時間を過ごせば、自ずと影響される。きっと幼ければ幼いほど吸収力は高く、するするっと体に浸透していくはず。そう考えると、ボクも言葉に気を付けなければと思う。

書く言葉ほど、話す言葉には神経を割いていないからだ。ここは、気を付けなければいけない。綺麗な言葉を使いたい、綺麗な言葉で世の中を楽しくしたいので、やっぱり我が振りはなんとかしないと。まずは、今日から。

おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!


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