実は頭がいい方が誰でも読めるように書いている文章が大好きで
たくさんの方のnoteを読ませていただいているのですが、「実は頭がいい方がかみ砕いて書いてくれる文章」が大好きです。
カタカナとか、専門用語とか、難しい表現とか使ったらそれを知っている人同士で分かり合えるはずです。だけど、あえてそれを使わず、ひらいて、伝わるコトバに変換して書いてくれている。
もしくはそのコトバを使ったとしても、解説したり、自分なりに表現をかえて伝えようとしてくれている。
noteにはそんな方がとても多い。
スルスル読めて、読んでる途中で「これ何て読むの?」とか「どういう意味?」って止まることなく最後まで読ませてくれる。これは書く方が読者、つまり私のような人のことを徹底的に意識してくれているからです。
若い頃、派遣として働いていました。大手企業の派遣だったので、トライリンガルや超有名大卒の方と一緒に仕事をしていました。
派遣の一番の任務である電話応対で、たまたま私がとった電話の相手がドイツ語だったことがありました。一言も聞き取れなかったので、4か国語を操る後ろの席の上司に助けを求めました。
するとその人は(とても忙しかったので)ドイツ語の電話応対BOOK的な参考書をホイッと渡して「これ見ながら応対して!あとで折り返すって伝えといて!」と言いました。
「いや、できるわけねーじゃん!?」
あっけにとられました。
(口悪くてごめんなさいね)
たぶん、その方にとっては簡単な事なのかもしれません。日本語と英語と中国語とドイツ語とフランス語もちょっとかじってるあなたにとっては「後で折り返す」って本の通りドイツ語で言えばいいから!ってね。
無理だよぉぉぉ。
結局、別の上司に助けてもらいました。
それとは反対に、すっごく気さくで、同級生みたいな感覚でおしゃべりしてくれる上司が、実はハーバード大学卒だったこともありました。この方、そんなに頭よかったの!?と錯覚させるほど、こちら側に目線を合わせておしゃべりしてくれていたんですね。下世話な話とか、「昨日にちゃん見た?」とかで盛り上がってたのが信じられません。
小さな子供と話をするように、しゃがんで目線を合わせてくれるような文章を書く人。
そういう人が、私は大好きです。
noteが日記や論文と違うのは、「読み手」がいて、交流があって、しかも多種多様な方が参加していること。
自分だけが分かる言葉で書いててもそれは人には伝わらないし、コミュニケーションにはなりません。
「分かるやつだけに分かればいい」その考えも否定できませんが、私にはそういった文章は最後まで読むことが出来ません。
「こんな映像を頭に浮かべて欲しいな」とか「こう書いたら伝わるかな」って、読者=つまり私のことを思い浮かべてくれているのを感じると、すごく素敵な方だなぁと思います。
いつも素敵なnoteを書かれているみなさま。
交流させていただいているみなさま。
伝わるように書いてくれてありがとうございます。
いち読者を代表してお礼を言わせてください。
これからも、あなたの文章を楽しみにしています。
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