見出し画像

canvaで名刺を作ってみたら自己肯定感がグッと上がった話

canvaをご存知でしょうか。

ご自分でnoteの見出し画像を作ったことがある方や、聞いたことがある方もいると思います。

canvaは基本的には無料で自分なりの画像を作ることが出来ます。すでにcanva内にステキな素材が用意されているので、それを加工するだけです。

私はいつも、note記事の見出し画像でコレ!というのが見つからない時や、気合の入った記事などにcanvaを使います。本当に簡単なので、遊び感覚で作れちゃいます。

▼こんな感じです



と、本題はここから。

canvaでは、オリジナルの名刺も作れます!




その前にちょっと私のことを……


私ね、ずっと名もなき主婦だったんです。

10年間、「ママ」「○○くんママ」「本田さんの奥さん」としか呼ばれていませんでした。


名刺を誰かに渡す機会もありませんでした。
この10年、初めましての人との最初の会話は「○○の母です」だけ。


その生活に不満があったわけではありません。
というより疑問を抱いたりすることもありませんでした。三兄弟の母。ずっとそれで良いと思っていました。

だけど今年、「書くこと」を仕事にしよう!と決めてから、私は〇〇の母だけじゃなくなりました。

自分で自分に名前を付けて、Kindle出版や、note創作大賞に挑戦しました。


出版社に持ち込み企画をしたり、文章のコンテストなどにも応募するようになりました。

本気も本気。


だからね、もしも何か、
私が「書くこと」で認められた時に
これが私の名前です!!
ってちゃんと証明したいと思いました。


だから、今はまだ渡す予定がない名刺を作ることにしました。



▼canvaで名刺のつくりかた

とても簡単ですので、気になる方のために作り方を書いてみます。

スマホからでもパソコンからでもどちらでも大丈夫です。
まずはcanvaをひらきましょう。
スマホならアプリが便利です。

左上『デザインの作成』画面から


検索窓に『名刺』と入力します。


おすすめのテンプレートが色々でてくるので、その中から好きなものを選びます。

ここで大切な注意!!



canva無料版では、あとからサイズの変更が出来ません!

「このテンプレートいいじゃん~」って全部作った後にUSサイズだったりすると、日本標準サイズの名刺に変更できません。

このテンプレートnoterっぽくていい!
とほとんど作ってから
USサイズだったことがわかりました。


USサイズでも正方形でももちろんいいんですけどね。私の持論として、名刺は相手に渡すものだから、相手のご迷惑になるかもしれないならやめておいた方がいいと思っています。

お相手のおしゃれでお気に入りの名刺ケースに、私が渡した名刺が入らないのは淋しいです。

デザインで遊ぶのは覚えてもらうのにいいけれど、サイズは無難に日本標準サイズしたほうがいいのかな、と思います。


「名刺 日本」と検索して、9.1×5.5のサイズを選ぶ


▼2024.8月追記

noteのイラスト素材がcanvaで使えるようになりました!このイラストを使用するとnoterって伝わりやすいかも?



お勧めは、画面を2つ用意すること

左側に『日本標準サイズ』の白紙ページ
右側に『好きなテンプレート』を表示させ、コピペしていきます。



名前のフォントはどれがいいかな。
電話番号はいらないよね。
QRコードは表か裏か。
ひとつずつ、丁寧に作り上げていきます。


私が一番大切だと考えるのは、
相手に不快感を与えないこと。


QRコードが近い距離にいくつも並んでたら、スマホがうまく読み取ってくれないかもしれない。

あまりに遊んでるフォントだと、読みづらいかもしれない。

伝えたい内容を全部てんこもりにしたら、文字が洪水して結局1つも目を通してもらえないかもしれない。


そんな風に、「私が渡したい名刺」じゃなくて「もらって困る名刺」にならないように考えました。


イラストを選び、自分の役職・アイデンティティをいれます。



アイデンティティ……?

「私」って何する人?


これが難しい。
ライターじゃない。
noterは職業ではない。
執筆家?そんなたいそうなもんじゃない。
作家?まさか!そんなわけない。
エッセイスト…?これはまだ、名乗れない。


私って……何者?


これについては悩みに悩みました。

だってこれまでの私といえば10年もこれだったんだから。
そして名刺を作っている今は何の実績もないのだから。

だけど「書くこと」で生きると決めたから、これを渡すことになる時にはもう私は書いてるはず。

だから、思い切って
WRITER
CREATER

と書かせてもらいました。

カタカナでライターと書かなかったのは、カタカナのライターという職業ではないから。

「書く人」の意味のWRITERです。


はてさて。
相手のご迷惑にならないようにといいながら
WRITERでCREATERな私が何者なのか、果たして伝わるのでしょうか。

そして完成した名刺がこちら

裏にはkindleで出版した書籍の画像を載せました。
X・note・instagramは
1つのQRにまとめました。
(結局さっきのテンプレ全然使ってない。
本当は使いたかったけど断念)


完成したら🚚ボタンをぽち!



canva内でイメージ画像が確認できます。



お値段1800円。
送料無料です!



そしてそのまま、canvaで発注をしました。

画像をダウンロードしてラクスルで印刷する方法もあるそうです。(その方が安いけど文字も画像と認識されるので、見た目がやや落ちるという話も)



もう一度言っておきますが、まだ誰にも渡す予定はありません。

だけど数日後に手元に届いたその名刺を受け取った時。


〇〇くんのママじゃない、
新しい「私」になれたと思いました。


「書く」を決意したWRITER。
創造するCREATER。

これから先、私が初めて作ったこの名刺49枚はどこのどなたのもとへ旅立つのでしょうか。


私なんか…とか、どうせ…とか、マイナスな言葉はいくらでもでてきます。

この名刺がどこにも旅立たずにずっと手元に残ることもあるでしょう。


だけど、2024年に私が本田すのうとして「書くこと」を目指したことは間違いなく形として残ります。


最後の1枚は、私の命が尽きる時、一緒に燃えてもらいましょう。



私は、私を肯定する。



そうして私が手に出来たものは「紙の名刺」だけではありませんでした。




▼リンク貼っておきます
https://www.canva.com/ja_jp/


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▼書くことについて




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本田すのう │   書いて読む主婦noter
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