女性のためのファイナンシャル・セラピー
カウンセリングをしていると、必ず出てくるテーマが「お金」です。
多くの人は、お金のことについてまっすぐ話すことに対し、怖さを感じたり、恥だと感じているようです。
結果、お金について「考えること」をしないまま過ごし、とうとうどん詰まりになってから直面する方もいます。
この講座は、「お金持ち」になることを応援するものではありません。
現代の社会で、お金は生きていくうえで、とても必要なものです。
働き方や暮らし方、自分の人生をどう生きるかといったことと密接に関係するテーマです。
また、家族・夫婦の病理の根っこが、お金と関係していることもあります。
この講座で取り上げるテキスト、Bladley T. Klontz, Sonya L Britt and L. Archuleta “Financial Therapy – Theory, Research, and Practice” Springer International Publishing. 2015 によれば、次のようなデータが示されています。
●結婚の 50%は離婚で終わる(Copen et al 2012)。
● 米国における女性の未亡人の年齢の中央値は 59〜60 歳です(米国国勢調査局2011)。
● 一人暮らしの高齢女性の割合(37%)は、一人暮らしの高齢男性の割合(19%、Association for Community Living 2014)のほぼ 2 倍です。
● 予想に反して、離婚や、夫の死に対して、ほとんどの女性は準備をしておらず、不意を突かれたという経験をします。結果として、経済的に苦しんでいることが研究で示されています(Headley 2002)。
● 65 歳以上の総貧困者の 72%が女性です(Richardson 1990)
多くの女性が、「お金」のことを主体的に考えることができないために、パートナーと離死別したあとや老後に困窮していることが示されています。
そんなことを言っても、女性の労働形態はとても不安定であるし、賃金格差もあるし、それこそ個人の問題ではなく社会的問題だ、という意見もあるでしょう。
私も、従来はそのように思ってきました。
社会的問題であることは確かなのですが、社会がどうにかしてくれるのを待っているばかりでは、人生をないがしろにしかねない。
また、社会に働きかけるためにも、お金について主体的に考えられるようになることはとても大事です。
日本に上陸したてで、最新の認知行動療法をふんだんに取り入れたファイナンシャルセラピーを、ご一緒に学びませんか。
ご受講方法
【申込方法】ご予約・お問い合わせフォーム、メール、Faxにてお申し込みいただけます。①お名前、②ご連絡先、③希望の受講日時を2~3つ、明記くださいますようお願いします。
【時間】60分
【受講料】3,500円(+税)資料代込
【その他】本講座は、オンライン受講となります。Skypeまたはzoomにてご受講いただけます。
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