「産後大変」なことと「産後笑顔」でいることは別
産後笑顔向上委員会の木内です。
前回の記事で「産後笑顔向上委員会」とは、どんな活動をしている団体なのか、について記事を書きました。
その中で「産後大変」なことと「産後笑顔」でいることは別だよ、と触れたのですが、今回はそれはどういうことなのか書いていきます。
「産後大変なこと」
私たちは、『産後大変』でも『笑顔でいる』ことはできると考えています。
一見すると矛盾しているように聞こえますが、下記を読んでいただければ納得いただけると思います。
産後(直後)というと皆さんはどのようなママの状態をイメージしますか?
▷赤ちゃんのお世話で忙しい、睡眠不足
▷日常の家事(洗濯や掃除、ご飯の準備)もやらなきゃ
▷兄弟がいる場合は兄弟のお世話
など
特に産後直後は頻回な授乳が必要で、昼夜問わずママの睡眠時間が限られます。
その上日常生活は待ったなしで進んでいきます。
ご飯を用意して食べたり、洗い物をしたり、
毎日洗濯物もでます。
小さな赤ちゃんがいますので、今まで気にならなかった少しの埃や汚れが気になり出したり。。。
普段産前産後ヘルパーとして0歳児のいるたくさんのお家に訪問していますが、
ママ達が大変だと感じていることは、
▷日々の食事の準備
▷掃除や洗濯
▷お子さんをちょっと抱っこしててもらえる手
▷上のお子さんをちょっと見てて欲しい
こういう大変さは実は他の人に助けてもらえます。下記のように日本には産後の生活を助けてもらえるサービスがたくさんあります。
①ご家族の手を借りる
里帰りや自宅に親に来てもらう、ご主人が育休をとる
→両親が仕事されているケースもあるので事前に自分の要望を伝えておくのが大事。又ご主人が育休を取得する場合は期間など会社に事前に確認しておく。
②産前産後ヘルパーを利用する
エンゼルヘルパー、産後ドゥーラなど
③家事代行サービスを利用する
キッズラインなど
④ベビーシッターを利用する
⑤産後ケアを利用する
助産師による専門的ケア(訪問型、通所型、宿泊型)
後で詳しくまとめますが、特に千葉市は産後のサポート体制が充実している自治体です。
【利用する・しない】はさておき、困った時に使えるように事前に情報を持っておくのはとても大切なことです。
このように【産後の大変さ】というのは、他の人に助けてもらえます。
自分はどういうことに困っていて、何をして欲しいのか
普段から自分のことを理解していると、より満足度の高いサービスを受けることができます。
「産後笑顔」でいるとは
皆さんは、【産後笑顔でいる】とはどういうことだと思いますか??
産後笑顔向上委員会が考える【産後笑顔でいる】とは、
【ココロが安心】していることを指します。
出産は初めてづくしです。
もちろん一人目を出産する時は、色んな初めてがあり色んな不安があるでしょう。
二人目出産の時は、二人目出産の初めてがあり(上のお子さんの預け先や赤ちゃん返りの対応など)
三人目出産の時は、三人目出産の初めてがあり
四人目出産の時は、四人目出産の初めてがあります。
そんな時に、ただ不必要に不安になるのではなく上手に不安を扱えれば、
安心につながります。
そして私たちが特に重要だと考えているのが、
・信頼できる有益な情報を手に入れること
情報過多な令和の時代、どの情報を取り入れて、どの情報は不要と判断するのか
一見すると簡単なようですが、実はコツと練習が必要。
産後笑顔向上委員会は、木内が元看護師ということもあり、
信頼できる情報源から皆さんに分かりやすく、有益な情報を発信しています。
時々いらっしゃるのが、相談事をママ友にして、「結局どうしたらいいんだろう??」と悩んでいる方。
ママ友に相談するのが悪いわけではなく、家庭によって事情は大きく異なります。
そのママ友は、そのやり方が良かったとしてもあなたに合うかどうかは、自分で判断しなくてはなりません。
病院に行くほどではないお悩みが多いのが、産後のお悩みの特徴。
・寝返りまだしないんです
・ハイハイの形が変なんです
・離乳食座って食べないです
・皮膚が赤くなっているのですが、病院行ったほうがいいですか?
・最近地震多いから、備えなきゃと思ってます。何を備えたらいいですか?
・子供が増えたから、家計のことしっかり考えなきゃ
・高齢になったご両親の健康問題
・ご主人の健康診断の結果が悪い・・・ ヘルシーな料理を作ってください 笑
などなど
挙げたらキリがないほどお話ししてくださいます。
こんなお悩みぜひ、【産後笑顔向上委員会】にご相談ください。
今は月1回の「くらしのお話し会」を開催していますが、お話し会に参加くだされば、テーマに関係ない相談事もOKです。
また今後は千葉市以外にも間口を広げていきたいと考えています。
情報はこのブログやInstagramで発信していきますので、フォローよろしくお願いします。
▽産後笑顔向上委員会 Instagram▽
千葉市の産後サポート体制の紹介
先にも触れましたが、千葉市は産後のサポート体制が手厚いです。
特にお子さんが1歳までに利用できるサービス体制が充実している自治体です。
下記にリンクを貼りますので、千葉市の方は参考にしてください。
○千葉市エンゼルヘルパー
・妊娠中から満1歳のお誕生日前日まで30回利用可能。(多胎の場合は50回)
・利用には事前に千葉市への登録が必要です。
・利用希望の方がとても多く初回利用日の調整に最低でも1週間はかかります。
(利用希望日5開庁日をきると申請受けてもらえませんので、余裕をもって申請してください)
・希望日に利用したい場合は事前に登録して、初回クーポン(無料)を利用しておくとスムーズです。
・利用料金は、1680円/2h(一般世帯)
1日4時間まで利用可能。
・木内は【おそうじひとしずく】で訪問しています。
希望の方は【おそうじひとしずく】を指名してください。
○産後ケア(助産師)
実は絶滅危惧職種と言われている『助産師』さん。
おっぱいケアなどで助産師さんに見てもらいたけど、ご自宅近くにいなくて1時間かけて行かないと診てもらえないという地域もあるといいます。
その点千葉市は【産後ケア】で信頼できる助産師さんが実はたくさんいます。
とても恵まれている千葉市です。
※令和6年4月から【訪問型】の利用期間が延長になりました!!
今まで生後4ヶ月未満の利用でしたが、満1歳のお誕生日前日まで利用可能になりました。回数は変わらないようですが、1歳まで延長されたので卒乳や断乳の相談もできますね。
○ファミリーサポート
上のお子さんの保育園、幼稚園への送迎で利用されている方多いです。
今は千葉市を中心に活動してる【産後笑顔向上委員会】ですが、千葉市から全国に拡大して活動をしていきたいと考えています。
【80歳まで産後】をモットーに
産後のママが安心して笑顔で過ごせるよう活動していきますので、ブログやインスタフォローしていただけると励みになります。
今後とも信頼できる有益な情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。
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