ブランディングはお客様の頭の中(争うのここ)
本日はブランディングのお話しの中でもすごく重要な概念=「ブランディング、ブランディングって言うけど要は何なの?」という、テーマについてお話しをさせていただきます。
とても重要なポイント(概念)なのでよろしくお願いします。
こんにちは、わがままブランディングの珊瑚です。
ブランディングで一番大事な概念
ブランディングのことを考える際、最初に浮かぶのは「なぜブランディングが必要か?」という疑問です。
その答えは単純です。
自社や商品の良さを多くの人に知ってもらい、購入してもらうためです。それを言い換えれば、より多くの利益で長期にわたって売り続けることです。
それは具体的にはどういうこと?
例えば、次の言葉からあなたは何を連想しますか?
①安くて着やすいシンプルな服
②書籍やPC用品を手間少なく購入できるサイト
③自宅の不要なものを、手軽に販売できるサービス
④おしゃれで手軽にコーヒーが飲めるいい感じのお店
⑤スマホがわからないけど、大外しないスマホメーカーは
⑥上野でソウルフード的な町中華といえば
たぶん多くの人が、
①安くて着やすいシンプルな服(=ユニクロ)
②書籍やPC用品を手間少なく購入できるサイト(=アマゾン)
③自宅の不要なものを、手軽に販売できるサービス(=メルカリ)
④おしゃれで手軽にコーヒーが飲めるいい感じのお店(=スターバックス)
⑤スマホがわからないけど、大外しないスマホメーカーは(=アップル)
⑥上野でソウルフード的な町中華といえば(=珍々軒@地域限定版)
を思い浮かべるのではないでしょうか。
これはお客さんの頭の中での脳内記憶争奪戦に勝ち抜いた方たちです
なぜこれらの企業名がすぐに浮かぶのでしょうか。
それは、各カテゴリーにおいて、消費者の頭の中で最初に思い出すポジションをゲットしているからです。言わば、脳内の椅子取りゲームで一番前の目立つ席をキープしているのです。
ブランディング=初めに思い出してもらう事
ブランド化の究極の目標は、消費者の頭の中で最初に思い出してもらうことです。なぜなら、人々はその想起されたブランド(=脳内地図)に従って、欲求を満たすための消費行動をはじめるからです。
この「最初に思い出される」という脳内地図は、様々な地図が存在します。
・全国規模
・季節限定
・地域限定
・趣味の分野限定
・町中華限定
・地元の気軽に行けるコーヒーショップ限定
など、脳内地図はカテゴリーでいろいろな種類の地図が準備されているはずです。
脳内椅子取りゲーム=ブランド化
企業が一見効果が不明瞭な高額な広告費を投じるのも、長期にわたって消費者の脳内椅子取りゲームで常にいい席を確保する為です。
それぞれのケースで消費者の頭の中で最初に思い出されること、これこそがブランド化の本質であり、ビジネスの最大目的(多く、長く売る)への特等席なんです。
結論として、ブランディングの本質は、消費者の頭の中で最初に思い出されるポジション合戦(=椅子取りゲーム)です。これは一朝一夕には達成できませんが、一貫したメッセージと体験を提供し続けることで、徐々に構築されていきます。(間違いなくされます。)
本日のお話しはうまく伝わりましたでしょうか?
是非、みなさんもこれを意識してみなさんの地域の脳内椅子取りゲームに挑戦してください。
このお話しはとても重要な概念なのでまた、機会があったらお話ししますね!!
わがままブランディング 珊瑚