順風満帆?な人生からうつ病になった話。
想像してなかった未来、きっとこれは成功した話や結果的に良かった話を書くものなのだろうけれど、
今の私は多分そこまで行けてないので今の気持ちをかきます。
私は幼少期から色んな人とすぐ仲良くなり友達も沢山いてよく食べてよく遊んでよく寝る子でした。
高校受験をきっかけに苦手だった勉強にも励み、
勉強も得意になり友達と遊びながら塾にも通い
クラスでもトップの成績でした。
大学も受かり、これから就職して親元をでて過ごしていくのかなぁとぼんやり思っていたし、
あまりなんの心配もされない子でした。
しかし、大学1回生の春から夏にかけての間に少しずつ学校に行けなくなりサークルも行けなくり、ついにベッドから動けなくなり失禁をしてしまいました。
そこで、あれ?私なんでおかしいとなりました。
めちゃくちゃ前兆はありました、受験の時も栄養ドリンクばっか飲んで睡眠けずり勉強、極度のダイエット、前兆歩いてないのに汗が止まらない、勉強が頭に入ってこない。
でも、なんか変だなと思うぐらいで、昔から無理をすぎる性格の為うつ病の前兆なんて気づきませんでした。
そこから私の想像もしてなかった日々がはじまりました。
とりあえず近くの心療内科がネット予約が出来たので予約して1人で心療内科に行きました。
うつ病と診断されフラフラになりながら薬を持ち家に帰りました。
そして父と母に「うつ病になったみたい」と告げました。
そこからはあまり記憶がありません、夜も寝れず大量の睡眠薬で記憶を飛ばして寝ます。
アルコールを大量に飲んだ感覚で寝ぼけて全然記憶のないLINEを送ってたりしててすごく怖かったです。
「もう死ぬ死ぬ」と暴れる私の為に母は私の部屋の窓をダンボールで塞ぎ、包丁を私の知らないとこへ隠してました。
寝る前に「おやすみ、また明日」と母は言ってました。
後から聞くと、また明日も生きて会おうという意味だったらしいです。
何を聞かれても分からないとずっと鬱らな目をしてぼーっとして私、母食事に連れ出してくれたれど周りの声が怖くて頓服を飲んで外に出てました。
少しずつ年単位出よくなりだし、転院も2度しました。
うつ病で何十キロも太った体のダイエットの為にウォーキングをしたり本当に色々しました。
記憶の無いことも多いです、ああよく今も生きてるなと思うぐらい辛く暗く終わりがなかったです。
本当に生きてる事が奇跡でした。
数年前少し元気になった頃、たまたまネットで今の彼と出会いました。
出会い目的でしてたネットではないし、私はもう人と関わるのこりごりでした。自分で精一杯だったので。
しかし、彼からの好意を感じました。
当時大学生と嘘をついてバイトもしてると嘘をついてた私は彼の好意を感じて電話で「全部嘘で、実は何年もうつ病なんだよね」と話しました。
彼はそんなの気にしないと言いました。
後日食事に誘われ、食事の後屋上で告白をされました。
私は予想はしてたけどどうしようと思いました。
自分がまた人と関われる勇気がないと思いました。
学生時代の友人とも喋れないし連絡もたってるのに、恋人なんて深い間柄になれないと思いました。
私は「時間をください」といい、彼はわかったといい2人でエレベーターで下におりました。
その時考えとは別に「あの、やっぱり告白、お願いします、ゆっくりしか色々できないけれど、、」とぱっと口にでました。
彼は私がうつ病と伝えたあとも決して病人扱いをせず、対等に接してくれました。
それが嬉しくてつい感情がでてしまいました。
それからもはじめの方は一緒に寝る機会でも
「貴方に殺されるかもしれない!寝れない!」と
泣きながら彼氏に本気で言ってたりしました。
今は付き合って3年以上、半同棲もはじめ
今でも全然泣きわめいてしまいましすが、
まさに想像してなかった未来です。
あんなに飲んでた薬も眠剤1種と抗うつ薬1種になりました。
あんなに怖かった外出も1人でも出来るようになり、一人旅したいなと思うぐらいです。
季節を感じそれに感動できます。
またまだ、友人とは会えませんし、きっと普通の人が出来ることはできない事が多いです。
でも、ああ生きてたら良い事もあるもんだな、
あの時よく生き耐えたなと本当に心から思います。
今も度々メンタルが落ち、ああもう生きるのめんどくさいと思いますが。
きっと10年後はもっと私の想像してない未来が待っていると思うのです。
その未来気になるな、だから私は今日も生きます。
#想像していなかった未来
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