発達検査の結果を聞いた日の夜の話し

初めまして、おかなです!

私は、発達障害児2人の母です。

最初に少し、私が置かれる状況をお話しさせてください。

子供の障害受容への道のりは千差万別、ほとんどの親にとってがかなり険しいものであろうと思います。
例に漏れず、私も障害受容に悩み傷つき、葛藤している最中です。

結婚する前には、子供を産む前には、全く予想していなかった人生を、私今歩んでいます。

夫は元々転勤族で、縁もゆかりも無い雪国でひいひい言いながら子育てしていた所、夫に海外勤務の機会が訪れ(本人が希望したのだけど)、なんと私と子供達だけ雪国に取り残されることになってしまった。

実家の近くに引っ越す?
いや、無理です。私は複雑な家庭で育ったので、ほぼ縁が切れている状態。
頼れる人は、義両親だけ。
彼らは、私たちが現在の土地に転勤になったのとほぼ同じタイミングで、義父の仕事の関係で同じ市内に住んでいます。
(ものすごく癖つよ)

それが今の私の状況。

そしていよいよ本題。
今日の夕方、年長の長男の発達検査の結果を聞いてきた。

結果はIQ53。中度寄りの軽度知的障害という結果になった。

今回受けた検査は、WISK。
半年前に受けた田中ビネーでは62だったので、ほぼ10も数値を落とした結果です。WISKの方が数値が低く出ると聞いていたから覚悟はしていたが、あまりの落差に正直ショックを受けた。

年長になる息子は、確かに言葉のやり取りがかなり苦手。
明確な問いには答えるものの、曖昧な質問には答えられない。

しかし、のろのろ運転ではあるものの、確実に成長をしてきた長男はかなり人間らしさを身につけてきた。

幼稚園の先生がわざわざ電話をくれて、私に希望が生まれたのはつい2日前のこと。「お母さん、就学先決めましたか?参考になればと思い状況をお伝えします。以前とは違い集団の中で入ることが出来ています。成長がすごく感じられます。ぜひ参考にしてください。」

児童発達支援の先生に掛けられた言葉も、その希望を加速させた。
「お母さん、長男くんは学習面で他のお子さんに全く引けをとっていません。十分普通級に挑戦する価値があると思います。もっと重いお子さんも挑戦してますよ。」

夫も、義両親も、「普通級に挑戦せずに諦めたら、絶対に後悔が残る。一年生の間は必ず普通級へ。」と言っている。

周囲の言葉、家族の方針。

そして、甘い誘惑に乗りそれを信じたい私。

でもどんなに無理矢理思い込もうとしたって感じる、違和感。
見ないふり、感じないふり。

こっそり支援級の見学をしつつ、その支援級が良い環境ではなかったこともあり、普通級への挑戦に心が傾いていた。

成長しているから。
今の息子を見ているとなんとかなる気がしてくる。

だから、まさか中度に近づいているとは夢にも思わなかった。
違和感を感じていたのに見ようとしなかった、おめでたい母親である。


結果を聞いた直後、先生に就学先について聞いてみた。
「支援級が妥当だと思うが、このIQは固定されたものではない。処理速度は遅く不器用さがみられるが、一つ一つゆっくりでも確実に丁寧に課題をこなす姿が見られるの。周囲に迷惑をかけるタイプでは無いので、普通級に挑戦する価値はある。今の時点ではひらがな、足し算等クリアしているが徐々に勉強面で遅れる可能性がある。」

IQ52で普通級か・・・
しかし、私の住む地域では「支援級から普通級への編入はほぼ皆無。」
そして学区の小学校は「交流級もほぼなし。最上階の奥の奥、隔離されたような教室が支援級になっている。」
そんな状況。

正直、息子を通わせたいと思える環境ではなかった。

もう、全く決められない。

選択肢の一つは、引っ越しをすること。
とすると、これから雪の季節に支援級の見学や、家探しに駆け回る事になる。

それらを、私一人でこなせるのか?

どうしたら良いものか。


孤独な夜にいてもたってもいられず、NOTEを始めた次第なのです。

とっ散らかった文章だが、自分への記録と、誰か一人でも参考になればと思う。





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