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海のはじまりの感想

 いろいろありましたが、最終的には、よかったと思ってます。落ち着くところに落ち着いたといいますか。
 それが、水季の思い描いた結末になったようで、そこにはもやっとしますが。

 なんだかんだ言っても、水季による水季のためのドラマだったな、と思ってしまいました。それを快く思ってないのによかったと思うのは、自分でも不思議なのですが。

 弥生さんが別れる決断をしたことに対しては、私は賛成です。
 海ちゃんと夏くんが家族の名前を書いているシーンでつくづく思ったんです。全然弥生さんの居場所がないじゃないか〜っ!!!
 その前から夏くんは水季が水季がって言い過ぎだし、弥生さんに対して酷い態度をとるしだし。

 それでも、海ちゃんと友達になるって優しすぎですけどね。

 「恋のおしまい」で、ちょっと水季の気持ちがわかったけど、それで津野くんを好きな気持ちをおしまいにするなら、助けてもらうのもやめろよ〜、ちゃんと親を頼れよっって思うのは私だけでしょうか。
 そうじゃないなら、ちゃんと津野くんと幸せになって欲しかった。

 結局、水季が夏くんに何も言わないまま産んで、死ぬまで言わなかったことに対してはどうしても納得できないんです。
 夏くんなら、産むという決断をしても、ちゃんと向き合ってくれると思うから。
 そして、産んだなら産んだで、もっと早く言ってくれればよかったのに。

 それにしても、水季は、中絶の同意書を不用意に津野くんに見られるようなところに置いたりするから夏くんは津野くんにさんざん嫌味言われたりするんだよ。
 朱音にもさんざんいじわる言われてたし。いじわる言うのは筋違いです。

 それもこれも全部水季が勝手に産んだからだ〜!!!

 と、文句ばかりなのに、なぜ、よかったと思うのか。
 夏くんが海ちゃんの親になるって決断をして、最初2人で頑張るって言ったけど、そのあと周りの人たちに協力してもらうことができるようになったところかな。
 水季や夏くんの両親だけでなく、弥生さんや津野くん、大和くんといったみんながいつでも助けてくれること、ちゃんと助けてと言えるようになったから。
 1人で子育てするのはとても大変だから。

 やっぱり水季の思い通りになったドラマだったな。
 弥生さん、幸せになってください。


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