変化を受け入れ、変容しながら不変でいる
昔から、私は三日坊主。飽きっぽい。物事がなかなか長続きしない。この性格のせいで、「継続は力なり」という言葉が本当に耳に痛い。
20年や30年も同じお稽古ごとや楽器を続けている友人たちには、尊敬の念を抱く。彼女達の情熱はまるで輝く星のようで、見ているだけで心が温かくなる。
極めている人は、静かに、自らの道を淡々と歩んでいる。アドレナリンに満ちた浮き沈みではなく、穏やかな幸福ホルモンに包まれているような感覚。彼女らは、変化を受け入れつつ、自分に合ったものを取り入れていっている。
最近の私は、4月9日に向けて自分のプロジェクトに向けて取り組んでいて、9年間の道のりを振り返るチャンスがあった。
実は、14年前オーラソーマプラクティショナーとしての資格を取得したけど、ライセンスの更新や必要なボトルの入手が難しくなり、同じ形での継続は難しくなった。「もっと手軽に旅行しながらでもできる何かを作れたらいいな」と思いだし、新たな道を模索し始めたのがきっかけで、「49の質問」というプロジェクトが生まれた。最初は他者のためではなく、自分自身のために始めたもので、自分が作った質問は、これまでのデザイナーとしての経験に通じるもので、そのプロセスを通じて楽しんでいる自分がいた。
そして、時を経て、いろいろな出会いがあって、「49の質問」は「49しきゅうのしつもん」という名前に変わり、レターサイズの質問表からカードゲームのような形に変わった。そこからワークブック、テンプレート、と自己理解や新たなスタートへの助けとなるプログラムに進化していった。沢山の人に受けてもらえたし、日本とアメリカを行き来しながらワークショップもやってきた。プラクティショナーになってくれた人もいる。そんな9年の道のりだった。
そして、今回、オンラインでの公開に際して、新たなアイディアが浮かんだのだった。それが、「子宮の瞑想」。
面白いことに、この「子宮の瞑想」を友人たちに試してもらったところ、癒されたと言ってくれた。これには背中を押されるようだった。もしかしたら、この瞑想がタイムリーに必要な人たちが、もっといるかもしれない…
これまで、7つのチャクラに7つずつの質問で全部で49の質問という事で、「子宮」という言葉より「49」という数字にフォーカスしていたけれど、今、このタイミングで私が大事にしている「セルフコンパッション」と「子宮の瞑想」が見事に被った。
女性たちが「子宮」を労わり自分に優しくなって受け入れていく事はそして、この「セルフコンパッション」に繋がっていく。
そして、このタイミングで、またしてもこの私の創作「49しきゅうのしつもん」は内観ワークの一環として、瞑想を加えて「セルフコンパッション」という方向に向かっていきそうである。まだ、それがなんのかわからないけれど、それを楽しもう!
私のこれまでの人生は、ふとした思いつきから始まることが多かったし、今でもそうだ。そして、その思いつきも、時には形になり、時にはそうでなかっり。でも、それが私。これからも、私は変わらない姿勢を持ちながら、柔軟性を楽しんでいく。だって、結局それしかできない。笑
変化を楽しみながら、私の旅は続いていんだね。
カッコよくいってしまえば「しなやかに生きていく」のである。
P.S. 「子宮の瞑想」は、4月9日にプログラムを全面公開する予定。