
#1.SEO対策に効果的な外部リンク設定【Amazon・楽天】
こんにちは!株式会社SandBoxです。
弊社では、D2C企業様向けの売上アップ支援のDX・Saasを提供している企業です。会社HPはこちら。
今回は、Amazon・楽天内のSEO対策ができるリンク設定のご紹介をします。特にSNSで商品ページのリンクを貼るときに非常に役に立つ内容となっております。
また、特定のKWでの対策をすることでモール内だけなくGoogleやYahooと言った検索エンジン対策もできます。
1.そのままサイトのリンクを貼り付けるのはNG
当たり前ですが、商品ページのそのままのリンクを貼り付けるのはSEO対策の観点では正しい選択ではありません。
Amazonだと、
https://www.amazon.co.jp/dp/B07D74CQGZ/ (末尾にASIN)
https://amzn.asia/d/6jdyJi4 (短縮URL)
このようなAmazonのサイトから出力できるリンクになります。
楽天だと、
https://item.rakuten.co.jp/cr-lab/oem001/
/店舗URL/商品管理番号/の形式になります。これらのURLはSEO対策には適しておらず、特定のKW の検索順位を上げるには、リンクを変える必要があります。
ほとんどの販売者がこのリンクを使っているので、異なるURLあっても類似商品であれば、他社の商品の類似ページとして検索エンジンに扱われる可能があります。
類似ページであるとGoogleに認識された場合、クロール頻度が下がり、正しく評価を受けなくなってしまいます。つまり、検索エンジンのSEOにも悪影響を与えます。
Googlebotが、サイトに巡回してきて、クロールを実行する頻度=クロール巡回頻度
楽天では特に顧客の検索属性も多いため、適切な外部リンク設定は必要です。
2.元リンクと短縮リンクの概念
まず始めに元リンクと短縮リンクの概念を抑えておきましょう。
元リンクというには、こちらがSEO対策などの意図で作った長いURLになります。短縮リンクはそれを短くしてクリックしやすいように操作性や視認性を上げたURLになります。
Youtubeの概要欄やコメント欄、Tiktok・インスタのプロフィールなどに貼り付ける場合、URLが長すぎると視認性を損なってしまうので短縮リンクに変換して貼り付けるのが望ましいです。
3.Amazonの外部リンク設定
Amazonの元リンクではCanonical URLを使うことをおすすめします!
Canonical URLとはhttps://www.amazon.co.jp/dp/B07D74CQGZ/の/dp/の前に最大5つのKW群を入れることができるURLになります。
KWは今後、検索順を上げていきたいものがオススメです。
・検索ボリュームの大きなビックKW
・転換率の高いミドルKW (←特におすすめ)
を中心に対策するKWを決めましょう。オート広告を打っている場合は、広告コンソールの「検索用語」のデータを見ると良いでしょう。
例えば、美白ボディクリームを売っている場合で「黒ずみ」「黒ずみケア」「美白」「美白クリーム」「ボディクリーム」という5つのKWを対策したい場合は、
https://www.amazon.co.jp/黒ずみ-黒ずみケア-美白-美白クリーム-ボディクリーム/dp/B07D74CQGZ/
という形でKWを入れることができます。
ただ、「黒ずみ 毛穴」などのスペースが入ったミドルKW入れると、途中にスペースがあることによってリンクが切れてしまうことがあるのでご注意ください。
ミドルKWを入れたい場合は、「黒ずみ%20毛穴」のようにスペースの代わりに「%20」を入れることで解決します。
このままだとリンクが長くなってしまうのでBitly、Lit.link、Linktreeなどのリンク短縮サービスを使いましょう。中でもおすすめは、無料でカンタンに短縮URLが作成できるBitlyになります。

このように作成することができます。 → bit.ly/4gJj3cn
これをYoutubeの概要欄やTiktokのプロフィール、インスタのストリーズに貼り付けることで上記のKWでのSEO対策が出来ちゃう!ということです。

is.gdは、利用登録を行うことなく利用ができる手軽なサービスでQRコードの作成も行えます。
また、Bitlyで生成した短縮URLは、Facebookでの投稿プレビューからリンク遷移ができませんが、is.gdであればプレビューからリンク遷移ができます。
is.gdで作成したリンク(例):https://is.gd/3Eb6fr
4.楽天の外部リンク設定
楽天もAmazonと同様に外部リンクを適切に設定することが楽天内のSEO対策になります。
楽天は公式でアルゴリズムの傾向が公開されているのでAmazonよりは対策しやすいですね!
①検索キーワードと商品の関連性とは
検索キーワードと、商品の説明に出てくるキーワードの出現頻度や希少性を加味して商品のスコアリングを行っています。例えば、「軽い」という検索キーワードに対して、商品名や商品説明文で複数回商品の軽さについて説明されていた場合、「軽い」というキーワードに対して関連性が高いとみなします。
また、例えば「超軽量」というキーワードがついている商品が全商品に対して数が少なく希少だった場合、それらの商品は「超軽量」と検索された場合、よりスコアが高くなります。
②検索キーワード毎の商品の人気度とは
検索を行ったユーザが、各商品にどう反応したかをモニタリングし、ユーザが支持した商品に対して検索キーワードのスコアリングを高く評価します。
例えば、「マグカップ 軽量」と検索したユーザが多く支持した商品に対して、「マグカップ 軽量」と検索された場合にスコアは高くなりますが、「マグカップ かわいい」と検索された場合、支持されていない際は「マグカップ かわいい」という検索ではスコアを加点しません。
特に外部リンクを設定する際に重要なポイントは、検索キーワード毎の商品の人気度が高ければ検索スコアが高くなりやすい(=上位表示されやすい)ということです。
要するに、商品ページ閲覧→商品購入の転換率が高いという状態を作ればそのKWでの検索順位が上がりやすいということになります。
実際に「電動歯ブラシ」というKW対策するために、外部リンクにそのKWを入れてSNSで告知した結果、転換率が急上昇したことで「電動歯ブラシ」における楽天内の検索順位も急上昇しました。

このように楽天は、狙ったピンポイントなKWでSEO対策をすればそのKWの検索順位も上がりやすいということです。
これを知らずにただ商品URLを貼っている状態というには非常に勿体無いです!
さて、アルゴリズムの話から具合的な楽天の外部リンク設定のお話に戻ります。
楽天でAmazonで言うところのCanonical URLは、店舗内検索+設定したKWで代用することができます。店舗内検索とは、店舗ページトップにある検索欄のことを言います。

楽天トップで「歯磨き粉」と検索した場合はすべてのショップの中の歯磨き粉にインデックスされた商品が出てきますが、店舗内検索であればその店舗の中で「歯磨き粉」にインデックスされた商品ページだけが表示されます。
楽天トップから「歯磨き粉」と検索して購入まで至った場合と店舗内検索から「歯磨き粉」と購入まで至った場合でも「歯磨き粉」におけるSEOスコアは同じになります。(※諸説ありますが色々テストした結果、弊社ではこの認識です)
つまり、導線としては店舗内検索+対策したいKWの元リンクを作り、それを短縮して外部リンクにすることが適切と言えるでしょう。リンクは、
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/対策KW/?l-id=shoptop_shopmenu_search_bar&sid=ショップID(6桁)
で作ることが出来ます。
ショップIDは注文番号の始めの6桁の番号になります。
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/歯磨き粉/?l-id=shoptop_shopmenu_search_bar&sid=383764
このように設定することで店舗内で「歯磨き粉」と検索できます。
SNSから流入したユーザーが、リンクをクリック→店舗内検索から該当商品を見つける→購入することで楽天内の検索スコアが上がるということです。
楽天もAmazonの時と同じようにBitlyで短縮URLを作ってそれをSNS向けにしましょう。ただ、楽天の場合は1KWしかURLに入れることが出来ないので、検索順位や転換率を定期的に見て元リンクを入れ替えましょう。
5.最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます!
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