
#3.楽天スーパーSALEの低価格戦略【楽天】
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今回は楽天スーパーSALE中での低単価戦略になります。ここで言う「低単価」とは通常時の販売価格が2,000円(税込)以下の価格帯のことを言います。
1.買いまわり(ポイントアップ)需要

スーパーセールやお買い物マラソン期間中において、異なる店舗で1,000円以上の注文をすることでポイントアップする買い回りポイントアップキャンペーンが行われております。
この買いまわりはお買い物マラソンやスーパーSALEなどのセール時に急激に需要が増えます。
このキャンペーンでは、1,000円(クーポン適用後、消費税込み、送料別)以上の購入が対象となり、999円以下の購入は対象外です。
楽天市場の販売価格が消費税込みであるため、消費税の計算については特に注意する必要はありませんが、クーポンの適用や送料の設定には注意が必要です。クーポン適用後の金額が1,000円を下回ってしまうと対象外となります。
例えば、ある店舗が全商品に対して10%の割引クーポンを提供している場合、クーポン適用後の商品価格が1,000円(税込)以上でなければ、買い回りの対象にはなりません。
ほとんどの楽天市場ユーザーは通常、このような基本的なルールを事前に調査しているため、対象外であることを知ると購入の機会を逃してしまうことがあります。
このような状況を避けるため、クーポン適用後に1,000円となるように、クーポン対象外で販売価格を1,000円に設定することが望ましいです。
2.検索ボリュームの増えるKWは?

ポイントアップ条件の最低条件である1,000円(税込)の商品を探すため、セール中には「1000円ポッキリ」「1000円ポッキリ 送料無料」などの楽天サーチKWの検索回数が急増します。
このキーワードに対するSEO対策を強化することも推奨されます。商品名の先頭やキャッチコピーにこのKWを入れることで商品ページとKWがインデックス(紐付き)されます。※目安は設定の1〜2時間程度
送料に関しても同様に考慮することが重要です。
例えば、商品の販売価格が送料無料で1,500円と設定されている場合は、販売価格を1,000円にし、別途送料500円を設定することで、「1000円ポッキリ」というKWで商品ページへの流入を増やすことができます。
1,000円ぴったりにプライシングしたり、その価格帯の商品を用意することは、スーパーSALEやお買い物マラソン対策として非常に有効な戦略です。
さらに、1,000円程度のお試しのトライアル商品を提供することは、新規顧客の獲得と本商品へのアップセルに有効です。
特にスーパーセール期間中は新規顧客の獲得を目的としているため、トライアル商品はこのようなイベントに最適です。
顧客が次回の購入に使用できるクーポンを提供することで、リピーターを創出する可能性が高まります。
楽天市場では、顧客に直接情報を届ける手段としてメールマガジンやLINEが利用されていますが、特にLINEはコストパフォーマンスに優れ、顧客との関係を深めるのに適していますので、積極的に活用することが推奨されます。
3.最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます!
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