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推しを探す旅〜推しを見つけて人生を豊かにする〜

芥川賞受賞作『推し、燃ゆ』(河出書房新社様から発行)を読み
私は思い立った。
私も推しが欲しい!
私も何かに溺れたい!
溺れて流されて戻ってこれなくなりたい。
そして誰も私を探さないでほしい。
と読んだ本にすぐ影響受けまくる系アラサー女子の私。

そんな私は
アニメや漫画に詳しい友人Sに相談することに。

「私、推しが欲しいんです。
推しと私。私と推し。みたいな世界に行ってみたいんですよね~。
でも肝心の推しがいなくて。。。。」
と。

Sは
「じゃあとりあえず『Dr.STONE(ドクターストーン)』というアニメをみてください」と。
さすがS、私の無茶苦茶なお願いにも表情1つ変えずに答えてくれる。
そして私はアニメ『Dr.STONE(ドクターストーン)』(コミックが集英社様から発行)を見ることに。

Dr.STONE(ドクターストーン)とは
一瞬にして世界中すべての人間が石と化す、謎の現象に巻き込まれた高校生の大樹。数千年後──。目覚めた大樹とその友・千空はゼロから文明を作ることを決意する!! 空前絶後のSFサバイバル冒険譚、開幕!!
〜集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイトより


話が脱線しますが
さっきから(河出書房新社様)やら(集英社様)やらと書いてますが
今日の記事は全くサンクチュアリ出版の話は出てきません。
サンクチュアリ出版を知ってもらいたい!そしてあわよくばサンクチュアリ出版の書籍を購入してほしい!なんて魂胆のnoteですが。。。。
そんなのはどうだっていいのです!

私は書きたいことを書く!
たとえそれで
「浅野さん、noteふざけてるよね?」とnoteを管理している編集長橋本さんにチクチク言われようが
「浅野さん、note書くの禁止にさせるよ?!」と広報の岩田さんに激怒されようが知ったこっちゃない!
私は自分の書きたい物を書き続けるのです。
(きっと誰にも怒られないのでご安心ください。自由な社風のサンクチュアリ出版に感謝)

さてさて!元気に明るく本題へ戻ります!!!!!
Sの思惑通り『Dr.STONE(ドクターストーン)』に激はまりする私。
そしてSから次の提案が!
「『Dr.STONE(ドクターストーン)』にはまったということで、次はアニメイトへ行ってみませんか?」

ああああああああアニメイト!聞いたことがあるぞ!!!!!!!
アニメの聖地だな!!
ということでアニメイトへ!

アニメ

Sが連れていってくれたのはただのアニメイトではなかったのです。
そこでは『Dr.STONE(ドクターストーン)』のグラッテ(アニメキャラクターがプリントされた飲み物)とアイシングクッキーが買えると!

「浅野さんはミニマリストだし、グッズはたぶん買わないですよね?
キーホルダーとか缶バッチとかいらないでしょ?
だったら残らない物の方がいいかと思って!」
Sうううううううううううううううううううう!あんたは全知全能の神か!
分かってらっしゃる。
推しを作りたいと思いつつも、残る物を購入しそれを常に愛でていたいわけではなのですよね。。。
ただ心と心で繋がりたいだけ。。。。 (わぁ、気持ち悪い)

ということで『Dr.STONE(ドクターストーン)』の主人公がプリントされた飲み物とクッキーを購入ししっかり胃の中に納めます☆

飲み物

そして1日目の推しを探す旅は終わったのでした。
Sと別れた帰り道。
私は思ったのです。

楽しかったけど、私溺れてない。
私の理想は仕事で嫌なことあったけど
『推し』を見れば元気になるんだ!
『推し』がいるから怒られようがなんだっていいんだ☆
あ~あ~早く家に帰って『推し活』した〜い♡♡♡
となること。

しかし、まだまだ今の状態だと
仕事バリバリやってやんぜ、この野郎!かかってこいやぁ!
アニメなんて見てる暇ねーよー と言った感じ。
まだまだ修行がたりないな、、、、

「Sよ、きっとどこかで推しが私を待っているはずなんです。
はやく、はやく探してあげなきゃ」
アホな私に対してとても冷静なS。
「浅野さん、次は『呪術廻戦』見ましょう」
Sからの次の課題は今流行りの じゅじゅつ !
なんて読むのか分からないレベルでしたが
まんまんとまたハマり
「S!私は黒閃が出せるような気がします!」
とすぐ影響受ける系アラサー女子の力をまたまた発揮!
(黒閃がなにか知りたい方はぜひ『呪術廻戦』(集英社様から発行)を読んでみてくだされ)


「浅野さんは『呪術廻戦』だったらどのキャラクターが推しになりそうですか?前回の『Dr.STONE(ドクターストーン)』ではそこまで。。。となってしまったので 今回は推しになりそうなキャラクターをある程度決めて【推しを探す旅】に挑んだ方がいいと思うんです。」
うむ。Sよ。
あなたほんとに仕事できるね。
(Sは実際、めちゃくちゃ仕事ができます)

「わかりました。とりあえず主人公の虎杖(いたどり)を推し候補にしたいと思います」
「では今回は秋葉原にあるSEGAと『呪術廻戦』のコラボカフェへ行ってみましょう。」

浅野!いざ!秋葉原へ!

初めての秋葉原!と言いたいところですが
実は浅野、書店様の営業をしておりまして秋葉原は元担当エリアなのです。
秋葉原といえば!有隣堂様!三省堂書店様!書泉様!
みたいな職業病みたいな秋葉原の印象ですが
今日の浅野は一味違う。
秋葉原といえば!アニメイト!ラジオ館!コスプレ!
さあ!推しよ!今日こそ探し出してあげるからね!!!!!!

いざ『呪術廻戦』カフェへ!!!!!!!!

カフェ

実はこのカフェめちゃくちゃ人気で事前抽選だったのです。
きっとすごい倍率で当選してラッキーでした。
『呪術廻戦』のキャラクターがモチーフになったサンドイッチと飲み物を注文。

しかし浅野、ここで大きな過ちを犯す。
推しになりそうなキャラクターを虎杖にしたのに
真人(まひと)というキャラクターをモチーフにした飲み物を頼んでしまったのです。

ドリンク

※しかも特典のコースターは五条先生。1品注文につき1つランダムでもらえます。

私は虎杖推し(仮)なのに味が美味しそうだからという理由で
真人の飲み物を頼んでしまったのです。

あああああ
私としたことが推しの為なら嫌いな味の飲み物でも頼むべきだった。。。。
私にはもう虎杖を推す資格なんてないんだ。
私はまた推しを見つけることができなかった。
いや推し候補の虎杖は私を受け入れようとしてくれていたのに
私が彼を裏切ったのだ。
私にはもう推しを探す資格もない。
私はしばらく家に引きこもりおとなしくしているべきだ。
もう誰も私を探さないでください。

しかし引きこもる私にSは優しかった。
「浅野さん、『この音とまれ!』(集英社様から発行)を見てください」
Sよ。もう私は推しを探す旅に出るのをやめたいんだ。
どこかにいる推しは私を苦しめるだけなんだ。
(おおっと『推し、燃ゆ』みたいになってきたぞ!)
(すみません。宇佐見りん先生、そして関係者各位。こんなクソみたいな私が『推し、燃ゆ』みたいなとか言って)
といいつつも ネットフリックスを見ようとスマホに手を伸ばす私。
おそるべし『スマホ脳』(新潮新書様から発行)。

ああああああああああああああああああああああああああああああああああ
『この音とまれ!』
いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
私は元気を取り戻し、また推しを探す旅に出ようと思うのでした。


営業部 浅野望
2022年1月 サンクチュアリ出版 入社。
演出家蜷川幸雄氏の元で役者をしていた経験あり。
趣味はボルダリングと滝行。
いつかサンクチュアリ出版でボルダリングの本を出したいと思い
編集さんを口説く日々。
浅野の個人Twitterはこちら↓
https://twitter.com/nozomi_asano_22


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