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朝型を目指そうという決意

昔から朝には何度も苦しめられてきた。
幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と通ってきて、「朝に起きる」という行為は避けて通れない。朝に起きなければ何も始まらない。アラームを聞いて目を覚まし、朝ごはんを食べ、身支度を整えて家を出る。何百回、いや何千回やったであろうこの一連の流れにはいまだに苦しめられている。

大学生になってからは極力1.2限の授業を入れないようにした。1限なんて取ってしまったら最後、朝食を食べる余裕なんてもちろんなく、最低限のメイクで家を飛び出すことになってしまう。

しかし、この間先輩が、歩いて20分ほどのカフェで朝食を食べてコーヒーを飲み、しばらくゆっくりしてから授業に行くことがよくある、と言っているのを聞いた。それだけではなく、休みの日でも朝早く起きて、散歩をしたり買い物に行ったり、とにかく色々なことをしているらしい。

本当に同じ人間なのか?と耳を疑ったが、同時になんて素晴らしい時間の使い方だろう、とも思った。

私は「起きる」という動作にエネルギーのほとんどを使ってしまっていて、家を出るまでに余裕を持てたことはほとんどない。学校の前に寄り道なんて想像もつかないし、極端な話午前中に活動をすることすら珍しい。

ただ、もし先輩のように朝に活動することができたら。きっと使える時間がもっと増えるだろうし、なんというか有意義な一日を過ごせるようになる気がする。多分。

それに、例えば授業に出席して、「1時間前に起きてギリギリで準備してきたんだよね」とか言うより「ちょっとカフェでコーヒー飲んでから来たんだよね」と言えた方が断然かっこいい。そう、朝に活動している人ってなんだかかっこよく思えるのだ。私もそうなりたい。

とは言っても、19年間朝に苦手意識を持っていた人間がいきなり外に出たりするのはきっとハードルが高い。まずは9時…できれば8時がいいけど、それくらいに起きるところから始めてみようと思う。そしていつか「ちょっとコーヒー飲んできたんだよね」と言えるようになりたい。結構本気だ。

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