【落下した枝や倒壊した街路樹での死亡事故相次ぐ→街路樹の伐採のようす】
このところ、落下した枝や倒壊した街路樹による死亡や負傷事故が相次いでいますが。
ホーチミンは南国の強い日差しを防ぐよう、背丈の高い大きな葉っぱを付けた、枝ぶりの良い街路樹が街中のいたるところに見受けられ。
最初ホーチミンの街中をタクシーで移動した時、南国情緒のとても美しい街だなと思いました。
それがバイパス開通に伴いばっさり伐採され。
死亡や負傷事故が相次ぎ、街路樹の剪定の必要性が喫緊の課題となっているようです。
電線に枝が触れて、停電になるケースもままあります。
4月、ファンビッチャンで同時多発的に電圧ボックスが出火し停電が起きたのも、街路樹の枝が原因だったのか、すぐに出火周辺の樹々の枝が切り落とされました。
【三か所で出火!?およそ2時間後に停電解除@15日夕のPham Viet Chanh】
2024/4/16
https://note.com/sanavn_sake88/n/n090586137316
先日、朝早くから外が騒がしく。
カーテンを開けると3階にいる私と同じ目線に人がいて、びっくり!
クレーン車に乗っている市職員の方たちでした。
向かいのカフェの前の街路樹が大きくなりすぎて、枝を伐採しています。
電線には絶縁ケースが施され、手近なところから鋸でバサバサ切っているのですが。
とりあえず邪魔な枝を切るだけですので「剪定」とは程遠く。
虎刈りになっています。
本来なら、ここまで大きくなり切る前に新芽を摘んで枝ぶりを良くし、高くなりすぎて不安定にならないようにすると良いのですが。
雨季にはたっぷり雨の滋養を吸収し、乾季には太陽の恵みを存分に受けて生育も早く、大きく育ちますので追いつかないのかも知れません。
また幹の太さから考えて、街路樹の管理は最近になってから着手したのかも知れませんね。
コロナ禍によるロックダウンもありましたから。
美しいばかりでは済まされない現実がありますね。
こちらは今年6月の一時帰国時に、ご近所の街路樹を撮影したものです。
また思い切ってバッサリ行きましたねー。
2/3ぐらいになった感じです。
夏になると陰になって涼し気な樹々でしたが、こんなに切って、今年の夏に間に合ったのかしら?