見出し画像

地元で顰蹙を買う施設なら悲しい、有明アリーナ


先日初めて訪れた有明アリーナ。
駅からの道など、それほど問題があるとも思えなかったけれど、苦情続出?
沿線にはいくつも群衆が殺到しそうな施設もあり、住宅街と言われると違和感もなくはない。しかし、地元で顰蹙を買っている施設であるなら、イベント参加者も主催者もなんだか辛い。

我が市内には甲子園球場があり、駅も住宅街も近接している。
春先、ああ、また野球の季節だよ、という嘆き声はある。
電車は混むし、周辺は騒がしく、オフシーズンの静けさと落ち着きはどこへやら。
でも、なくなってしまえと思っている人も、一刻も早く引っ越そうと思ってる人も少ないと思う。実際、野球勘弁と言ってた友人も、甲子園から甲子園に引っ越すという地元愛。
なにしろ、住民ほぼ全員が生まれる前からそこにあるのだ。しかも日本中の人が知っている青春の汗と涙のシンボルのような存在だ。愛する球団のホームだ。

1万5千どころじゃない、3万人、4万人の話だよ?応援団や球場アナウンスの声も、ジェット風船も遮るものないからね。

とにかく、訪れる側は、そこが誰かの生活スペースであると意識することですかね。
祝祭的なイベントは施設内で楽しむ。余韻を楽しむにしても場所を選ぼうよ。

ライブの帰り、駅のロッカーの荷物をピックアップして別の路線で帰ろうとして、道に迷ってしまった。大きな建物ばかり、人は殆ど歩いていない、ひっそり感。人は沢山いる筈なのに、ひんやり寂しかった。不思議な人口の都市。

有明アリーナ、地元でも愛される施設として、数々の素晴らしいライブや試合の会場となるべく頑張って。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?