【こんなテもある】シルバーがしっくりこなくなったら。
シルバーか、ゴールドか。
最近はシルバーとゴールドのジュエリーを同時に身につけるミックスコーデをよく見かけるようになりましたが、20代の私は、迷うことなく「シルバー!」一択でした。
価格の問題はもちろんあるのですが、それを差し引いても、なぜか、ゴールドは目に入らなかった。
シルバーを身につけていて、違和感を覚えることもありませんでした。
けれどいつの頃からか、なぜにか、シルバーを身につけていてしっくりこなくなった。
なぜにか・・・認めたくはないけれど、年齢を重ねた自分の肌にシルバーが似合わない、ように感じ始めたのではないかと、40代も半ばを過ぎた今は思います。
それで、ゴールド。
少し前の自分では想像もつかなかったほど、ゴールドのジュエリーは身につけていて心地よく、見た目に違和感もなく、以来、ゴールド一辺倒で今に至ります。
多分、白い系の地金がしっくりこない。
なので、プラチナやホワイトゴールドも選びません。
ダイヤのピアスも、地金はK18イエローゴールドでオーダーしました。
シルバー(プラチナ)か、ゴールドか。
それは、自分の好みとか、身につけていてしっくりくるかどうか、で選んで、全然いいものだと思います。
しかし、失敗したくないとか、客観的に見て似合う方を選びたい、ということであれば、最近ちょくちょく目にするようになった「パーソナルカラー」で選ぶ、という方法もあります。
自己診断になりますが、私は多分、イエベ(イエローベース)のオータムタイプ。
黄みがしっかりした肌色で、ゴールドが似合うタイプだそうです。
シルバー(プラチナ)が似合うのは、ピンクがかったり青みが感じられる肌色の、ブルベ(ブルーベース)の方。
興味があったら、ちょっとチェックしてみると面白いですよ。
しかし20代の頃からそこそこのジュエリー好き・アクセサリー好きだったので、気に入って手に入れたシルバージュエリーが結構あります。
ほとんどはヤフオクでお譲りしましたが、デザインがすごく気に入っていたり、一度手放せば多分もう二度とお目にかかることはないだろう、それは惜しいし哀しいし、と手放せないものも、そこそこあります。
けれど、身につけるシーンはほとんどない。
身につけたいという気分にもあまりならない。
さて、どうするか。
ある時、改めて発見したのが「金メッキ」という選択肢。
それ自体は別に新しい技術ではないのですが、金メッキをオーダーできる、ということを知り、「これは!」と思いました。
早速、お気に入りで手放せないシルバーの4連ネックレスを金メッキすることに。
お願いしたのは「JEWELRY Smith」さんの東京青山店(最寄り駅:東京メトロ 外苑前)。
手づくり結婚指輪のワークショップなども行っているジュエリー工房さんです。
ちょっと複雑なデザインなので、事前にサイトのフォームで問い合わせ。
写真を添付して、メッキできるかどうか確認してもらってから、日時予約を入れてお店に持参しました。
2週間ほどで仕上がりのご連絡。
かなり入り組んだデザインなので、どうかなあ、と思っていたものの、受け取りに行くと想像以上にウツクシイ出来栄え。
抜けもなく全体にきれいにメッキが施され、まるでもとから18Kのような仕上がりに。
費用感・期間は次の通り。
金メッキできるジュエリーには、以下の条件があるよう。
「メッキがはがれる」なんて言葉もあるように、使っているうちに少しずつ薄れてくるけれど、そうしたら再度メッキがけもできます。
ただし、一度メッキしたら、もうシルバーの姿には戻れないので、その点はよくよくご検討を。
デザインとは地金の選択も含めてのものなので、ブランドやつくり手さん的にはあまりうれしいことではないかもしれませんが・・・。
シルバーがしっくりこなくなった、好みが変わった、という時、「金メッキ」という選択肢もありますよ、というお話でした。