
<有料記事>【体調記事】私の小学生時代の読字障害状態/読字障害にはサポート方法はあるのか
今回の記事は発達障害についてですが、その中でもときおり発達障害と合併する症状である学習障害(LD)、特に読字障害(ディスレクシア)をテーマにします。これは私自身が軽度の読字障害という診断を医師からもらっているためです。なお、読字障害は一般的には日本でも横文字でディスレクシアという名称で呼ばれているものの、私がカタカナを読むことが苦手であるため、解説の際の名称以外は基本読字障害という漢字名称で書かせてもらいます。記述の間違いを防ぐためです。
なお、前置きとして私はASDおよび、ADHDグレー(衝動性強め)、DCD(発達性協調運動障害)、前述のようにLDの軽度読字障害の診断がおりていて、他に難治性てんかんの持病をもっています。いずれも医師の診断がおりています。
最初に簡単に学習障害(LD)の解説をしていきます。学習障害は大別して3種類あります。これらは定型発達の人と脳が異なる構造をしていることによって起こるとされていますが、知的能力が低いために起こるものではないとされています。
・読字障害(ディスレクシア)……文字を読んで理解したり、音にすることに困難がともなう
・書字表出障害(ディスグラフィア)……文字を字で書き出すことに困難がともなう
・算数障害(ディスカリキュリア)……計算や推論することに困難がともなう
詳しく解説すると長くなりますが、ざっとこんな感じです。
なおこれらの学習障害ですが、近年はパソコンやタブレット等のIT機器を使うことによってその困り感が軽減するようになりました。学習障害の診断が出た場合、2024年4月改正の障害者差別解消法によって合理的配慮(障害のある人が社会的な障壁を取り除き、平等に機会や待遇を確保できるようにするための措置)が私立の学校でも義務となったので(改正までは私立は努力義務だった)、積極的に活用して配慮を求めていくことが重要です。
この下は有料記事となります。
私の体験に基づく2つの要素を箇条書き形式でポイントをまとめています。小学生時代の読字障害による体験のまとめと、それ以後の体験より、読字障害のサポートは可能なのか、ということを記述しています。
ここから先は
¥ 300

この記事が参加している募集
気が向きましたらお茶おごってやるか~的にサポートしていただけたら有り難いです。創作の燃料にはなります。