#19 2030年、真剣勝負をしましょう。
(4歳の娘が15歳になった時に渡す手紙です)
「どこか、遊べる楽しいところに連れてって!」
この頃、君は大きな声で、強く主張していました。それもそのはずで、2020年は新型コロナウィルスという病気が流行して、マスクは売り切れ、外出を控えるように政府が打ち出して大変な時期でした。
学校も休校になり、子供達が行くような遊園地やゲームセンターは閉まっていたんですよ。(遊園地やゲームセンターは、まだありますか?)当然、君もいつも公園ばかりに連れて行かれ、外出する機会も少なく、ストレスが溜まっていたんでしょう。
つくづく、人間にとって(特に子ども)、体を動かすこと、人と会って話をすることが大切なのかを感じます。身体を動かさなくなると、どこか気分が落ち込んだり、やる気が出なくなったりします。
君はまだ15歳なので、身体を動かすことに億劫になっていないと思いますが、(いや、テクノロジーによって動かなくなっているかも)歳を重ねるほど、意識しないと身体を動かさなくなります。だから、疲れやすくなるんですよね。
私は一日10000歩を目安に、車やエスカレーターを使わず、自分の足で道や階段を歩いています。君は、自分の足で歩いていますか。
流石に、もうどこか遊べるところに連れてって、と君が私に言うことはなくなっていると思います。が、私は、君と一緒に何かスポーツをして、身体を動かしてみたいとは思っています。(良い勝負ができるのではないでしょうか)
何事も、要領よくやるのがカッコ良いように見えたりする年頃なのではないか(先入観?)と思いますが、たまには思いっきり(無駄に)体を動かしてみるのも良いですよ。気持ちいいです。
スポーツのあり方も、2020年と2030年では違っているんでしょうね。eスポーツとかVRとか当たり前ですよね。現時点(書いている時点)では、そこまで普及していないので、私はルールを覚えるところから始めないといけないので、ちょっとハンデを背負っていますね。
それでも、対話だけでなく、同じスポーツを対等にできる私であるように、2020年から頭も身体も鍛えておきます。お楽しみに。