⑤広報、PR、企画の話_ファンイベントに出てきた(最終回)
以前noteに書いた、春日井製菓「花のくちづけ」の
新たな売り方提案を考える、
ファンイベントの最終回に今日、参加してきました。
参加者20人ひとりひとりが考えてきたアイデアを
3分プレゼンで発表し合う回でした。
20人分のアイデアを一気に聞ける場なんて
そうあるものでもなく。
自分だったら思いつきもしないコンセプト、
思わずうなる企画、
沢山のアイデアが聞けて、
とても楽しい時間を過ごしました。
聞いていた中で気付いたことをいくつか、
今後の企画にも活きる気づきだと思ったので、
ここに書き残しておきます。
1、実体験にもとづくアイデアは、具体的で、強い
アイデアの中身が頭の中で思い描けてしまうほど
具体的で分かりやすい企画は、
発表者自身の実体験、経験にもとづいているものが
多いと気づきました。
そして分かりやすい企画は、聞き手の想像力を掻き立てる。
良く行くスポット、大好きなイベント会場…
そのスポットはどんな特徴があるのか、
そこでなぜこの企画を実施する意味があるのか…
自分が体験しているからこそ、
細かい部分を語らずとも、説得力をもった
説明ができるものなのだなと、あらためて感じました。
2、自分が愛を感じるものを軸にしたアイデアは、
強い
今回は「花のくちづけ」という春日井製菓のロングセラーキャンディを
より広めるには、をテーマとした企画だったのですが、
企画の方向性は大きく分けて2つの分野に分かれていました。
その1。
「花のくちづけ」製品自体が大好きなファンが考える、
製品の魅力を伝える企画。
製品への愛があふれた内容が印象に残りました。
その2。
「花のくちづけ」が持つ何かの特徴に注目した、売れるため、
認知度を高めるための企画。
たとえば、その1の熱烈ファンこそが「花のくちづけ」にとって
最大の宝ものだと位置づけ、その「熱烈ファン」への敬意と愛を込めて、
ファンの活躍を活かした製品PR企画。
その1とその2、軸とするものは違います。
ですが、どちらも軸に対する「愛」を感じる内容で、いかにその軸を
活かすか、熱意がこもる企画は、聞き手である自分の心に響きました。
その3、企画が刺さるか刺さらないかは、
アイデアが秀逸だったかだけでは決まらない。
アイデア、伝え手の話し方・伝え方、
聞き手の巻き込み方(心のゆさぶり方)も
大きな要素。
これは自分の企画を振り返ってのことです。
自分の企画は、そう目新しいアイデアがあるわけでは
ありませんでした。ありがちなアイデアー
訪日観光客をターゲットにした、PR戦略。
何人も、自分の発表順の前に同じような提案をしていました。
そこで自分は、印象付けを意識して、
自分の発表の際、少し当初予定していたストーリーから
内容を変えました。
すでに発表された似たアイデアを話の引き合いに出しつつ、
聞き手を巻き込んで、問いかけ、うなずいてもらう
説明の仕方に変更したのです。
それがうまくいったのか、
企画内容、姿勢、そして立居振舞いに大きな評価を
いただけました。
アイデア勝負だけでは無いんだな、と一つ学んだことです。
そしてついでに、自分は相手を巻き込んだアドリブに
強いんだな、と強みを自覚しました。
一方、強みを消した勿体無いところ…という改善提案
もいただきました。
自分の場合は、作成資料の文字が多すぎること、だそう。
(ギクッと思いました 笑 心当たりがありすぎます)
資料は極力文字少なく、キャッチコピーを載せ、
聞き手が資料を見て理解することにかける負担を減らし、
自分に注目が集まる様、仕向けろ!とのこと。
なるほど…確かに資料作成は自分の弱いところ。
とても学びになりました。
ファンイベント、あっという間の3回コース制ではありましたが、
とても学びになりましたし、楽しく過ごせた時間でした。
また、こういった回を開いてくれないだろうかと思います。
そしてもう1点。この機会を通じて春日井製菓マーケティング部の
方たちの製品への想い、同僚への想い、イベントへのアツイ想いに触れ、
春日井製菓への自分の中のイメージが爆上がりしました 笑
イベントの狙い通り、しっかり自分も春日井製菓のファンに
なってしまった気がします 笑
あー楽しかったです。
たぶん今度、コンビニで「花のくちづけ」を見つけたら買ってしまうな。
はい、すっかり、ファンです。
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