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コロナから始まった、一つの終わらない物語

2020年3月25日
シドニーの語学学校に、学生による一つの小さなコミュニティが誕生した。

Sydney survival 2020

Sydney surviaval 2020の代表のYukiです。
(代表になりたくはなかったです。笑)

このコミュニティができて3ヶ月が経ちました。
なぜ、3ヶ月経った今コミュニティについて書き始めたのかというと

僕たちでも誰かの背中をおせる
誰かの手を引っ張ることができる

自信があるからです。

そんな自信はどこからくるのか、を伝えるためにまずは誕生秘話から伝えたいなと思います。

仕事ないなら仕事作っちゃおう

2020年3月25日にこのコミュニティは誕生しました。
当時はコミュニティなんて呼べるものではなかったですが
活動が始まりました。

理由は、みんな仕事がなくなったから、です。

僕自身も、来週から仕事がないから...と急遽言われ、失いました。

仕事を探さなくてはいくなり、語学学校の日本人マネージャーに
「ローカルの仕事の探し方を教えて欲しい」と相談をしましたが、

"探すにも仕事がない"と言われたのを覚えています。

留学生はバイトで生活費を稼いで生活をしている人がほとんどです。
その収入源を絶たれるということは、帰国をしなくてはいけないという
現実を突きつけられた様なものでした。

ただ、そんな中、日本人マネージャーからこんな話が来ました。

「実は、日本にいる方に相談をしたら、

 "仕事を作ればいいんじゃない?そしたら僕が売り込むよ!”
 
 って言われたんだけど」

その一言から、仕事を失った語学学生たちが7,8人集まり
自分たちにできることは何かないかと模索しながら
一夜にして出来上がったのが

Sydney survival 2020というコミュニティーです。

理念は航海の羅針盤

冒頭で、書き始めた理由に自信があるからと書きましたが
そのことについては、活動をしていく上で確立されたものですので
活動と共に、後ほどお伝えできればと思います。

この3ヶ月間を振り返り、このコミュニティがあり続けることができているのは理念があるからだと感じています。

今回は、その理念をお伝えして終わりたいと思います。

まず、前提に僕たちは「助けられている」ということがあります。
3ヶ月間、かなり多くの方に手を差し伸べてもらいました。
活動の柱であるZOOM UP(後日説明)がそれを証明しています。

助けてくれてた人達から進む勇気をもらい活動を続けてこれた、
そんな僕たちの理念になります。

NEVER GIVE UP FOR YOU -火を灯し続ける-

TAKE IT EASY

本気でできると信じる

誰も一人ではない、ここに私たちがいるから

今回のコロナで、多くの留学生が帰国を余儀なくされました。
実際には8割近くの留学生が帰国したと聞ききました。

"留学に踏み出す"ことは、"不安"と隣り合わせです。

留学後の人生にもかなり影響を与えると思います。

それでも、留学を決め、日本を飛び出した留学生が
コロナで帰国をしなくてはいけないということは、かなり悔しいと思います。

・思い描いていた留学生活を送れない
・必死にお金をためて来たのに帰国しなくてはいけない
・勇気を振り絞り、企業を退職して留学したのに

それぞれの思いがある中で、僕は心に決めました。
このコミュニティを留学生が寄り添える場所にすると。

だから、このコミュニティを永遠に残すことも決めました。

このコミュニティが今後コロナの様な、同じ自体が起きた時に
留学生が"帰国"しなくても済む様なそんなコミュニティにしていきます。


最後までお読み頂きありがとうございました。

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