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イジメの授業

イジメについて
子どもたちに行った問いかけを
noteにのこしたいとおもいます。

イジメという死ぬまでどこかで、どこでも遭遇する可能性のある社会問題対して

皆さんならどう問いかけますか?
子どもたちにどう伝えていきますか?

起こってからでは 遅いことが多いので

 各教育委員会はイジメ防止の取り組みを発表して、各学校に冊子を配り、それを読んで共有する事を教職員に発信しています。生徒に対しては定期的にアンケートをとり、いじめを早期に発見することをねらいます。
学校として取り組むことでイジメられていると少しでも思っている子たちが話しやすい環境にしたいですね。

 そして教師も、イジメについて子どもたちにアンケートを定期的に取ることで自身の言動や行動の襟を正す意味も大いにあると思います。

まぁ、鈍感な先生は何も考えていないでしょうけど・・・そんな先生が多いのも事実です。

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教師ですら、意識の低い教師は、イジメた本人は本人はイジメたつもりは無い。(教師では無い気がしていますが。。。)

直面した場面では、きっと聞きたく無い言葉を吐くでしょう。

イジメは教師にも当てはまること。

実際のイジメは些細なことも多いと感じる教師たちはいる。

しかし本人には些細でもなんでもない。

大問題です。


教師はイジメに気付きづいたとしたら・・・

これもおそろしい。

問題になる前にイジメを生徒に注意したら、、、

例えば生徒Aさんがいじめられているのでは?と察した としましょう。
まだ初期段階。本来は小さな芽をここでつまねばなりません。
教師はAさんに慎重に問いかけます。
様々な不安がAさんを取り巻き、気が引けて踏み切れず

否定します。

そこで勘のいい教師はAさんはいじめを受けていることを認識していると確信します。

そこで生徒Bに

生徒Bはこういうでしょう。
「先生がぼくを犯人にした」
「ぼくはやってないのに決めつけた」

教師は生徒と保護者の糾弾にあい、きっとその学校を去る事になるでしょう・・・ 教師に後ろ盾はありません。糾弾されるとまず立っていられません。

でもそのプレッシャーと真摯に戦わなくてはいけません。慎重に運ばなければならない教師と、保護者や生徒との立場は昔より変化しています

教師は弱くなっていっています。しかし正義のために指導しなくてはいけません。

しかし、どうしていいかわかりません。
迷います。
気のせいであってほしいと願うこともあるでしょうね。

そうしている間にイジメは加速するかもしれないのに・・・

事前に食い止めるって難しいかもしれません。

でもやらなければいけない


なので・・・

イジメは全ての子どもに対してしっかりと授業として取り上げられるべき題材であり、一定以上の教育を受けるべきなのです。

何がイジメで、どう考えるべきか お互いの存在はしっかりと認識すること

自分の心の状態を知ること 
自分のことを大人に話すことの大切さ

そして教師たちは、生徒たちと普段から話すことの大切さを常時意識して生きていかねばなりません。

はじめます

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【用意するもの】
・真っ白いコピー用紙
・鉛筆
・消しゴム   以上です。

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紙に鉛筆で笑顔を描いて
さらに落書きをさせ

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できるだけ小さく丸める

1番小さくした子は誰かな?となげかける

子どもたちはキャーキャーいいながら落書きをして、紙を丸めます。

そして

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と問いかけます。100パーセント簡単だったと答えます。

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その紙を広げさせてまた投げかける

子供達はこういう

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「元の白い紙に戻してください」と

子どもたちは消しゴムで消します。
綺麗に消しても
薄まったように見えるけど、、、

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ちょっとカーボンで汚れた汚い紙になる

裏から鉛筆で擦ると簡単にと浮き出てくる文字シワくしゃくしゃな紙を元に戻す

必死になっても
元には戻らない

アイロンでもダメ
かんぺきにはもどらない

どうしても、元に戻すことはできない

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あなたが書いた絵は笑っていますか?

くしゃくしゃにされても笑っていると思います。

紙がもし人間だとしらた?・・・

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だんだん子供達が静かになります。

こんことをいう子がいるでしょう。

「先生がやれっていたんじゃないか」

そうです。

わたしがやれと言いました。
でもやったのはみんなです。

悪いと思いますか?

これはなんですか?

先生は首謀者です。皆は加害者という事になります。

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紙ではなく、人間や動物ならイジメです。

誰かに言われても

自分でやっても  そんなつもりがなくっても

相手が笑っていても、泣いていても やり返してきても

やったことはひどいことです。

楽しくやっていたことでもそういう可能性はあります。

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イジメはかんたん  なんです。

そして、、、イジメられたことは、

どんなに急いで  
あらゆる手を尽くしても・・・

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元に戻らないんです。
戻せないんです。
本人が時間をかけていくしかない。

それを周りがサポートしていくしかない。

イジメが起こるのはなぜでしょうか。

わたしは、答えを一つ提案しました。

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僕はこのように伝えました。

思いやりの心とか道徳の教材から読み解くものではなく

相手の気持ちを知らない

イジメられた子が元に戻らないことを知らない。

知らないってことは

「考えもしなかった」ことです。


そして全員そんなつもりじゃなかった

でも、今日は考えましたね。

これでいじめが少し減ると思います。

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思いやりについての教材に触れるよりも、先に

相手のことを考えられないことは格好わるいこと

「いじめカッコわるい」

すばらしいコピーですね。


残念ながらカッコわるい大人も多くいます。
教師の中にもいるでしょう。どうしましょうね。

戦ってぶつかっている教師たちもいます。見て見ぬ振りをする教師はそんなに多くないです。
でも、当事者なるとみんなそんなつもりじゃなかったって言うんですよ。

でもカッコわるいし、取り返しがつかないことを体験して理解してほしい。

擬似体験というんでしょうか。

読み物を読んで学習させるより

思いやりを説くより

それよりわたしはこの方法を選びました。

我が子にも同じことをしました。  つまらない思いをさせたかも知れません。でも、本当の辛い思いをさせたり、したりする前にと思いました。

学んでほしい。考えて欲しい。


大人はいつでも話を聞く姿勢を大切に

教師も、パパママも

イジメに対して考えをもつこと

イジメはいけない!とだけ誰かに説かれるのではなく。

考えをもった文化になれば良いなぁと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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