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【INTJ】営業が向いてなかった話
こんにちは、さみです。
転職3ヶ月で適応障害になった経験から、少しでも生きやすくなる考え方を紹介しています。
私はMBTI16タイプのINTJ(建築家タイプ)です。
よくINTJの向いてない仕事は、「営業職」という風に言われています。
そんな私は、前職で不動産営業をしていましたが、入社3ヶ月で適応障害になり、休職し退職しました。
そう、全く向いていませんでした!!!!
今回は、当時の話を交えて、INTJの向いてない仕事についてお話してみようと思います。
営業職が気になっている人
INTJで適職を探している人
の参考になれば嬉しいです。
▼こちらもぜひ
【INTJとは?】
内向的(I):人間関係に執着しない個人主義タイプ
直観的(N):戦略的思考から予測を導き出すことに長けている
思考型(T):強い探求心を持ち、物事の本質を掘り下げていく
判断型(J):何事にも計画的で強い決断力がある
INTJ(建築家型)は、洞察力に優れ、論理的思考を持ち合わせているのが特徴です。創造的で独自の世界観を持っています。人間関係にはあまり関心を持たず、社交的な場が苦手な性格です。感情よりも論理を重視する性格なため、冷静かつ客観的な判断ができる反面、他人の感情を理解するのが難しいこともしばしば。
INTJは営業が向いてない?
②不特定多数の人と関わる仕事
・営業
・販売員
・人事
上記の仕事は人との関係構築力が求められる上、年代や性別、職業など顧客の属性は大きく異なります。顧客からのクレーム対応を頼まれる場合もあるため、相手への言葉選びや態度にも慎重になることが必要です。INTJは大勢とのコミュニケーションの場で戸惑う場合がある上、人の感情を推し量ることが苦手な傾向にあります。
このように、営業職や販売職は向いていないと言われています。主に、他人の感情を理解しにくい性格故に、向いていないと言われているようですね。
営業職に向いていなかったところ
私が実際に営業をやってみて、向いていなかったなと感じた点を3つ紹介します。
①お客さんのペースで仕事が進むこと
私は、前職で不動産の反響営業をしていました。
なので、基本的にお客さんから問い合わせがあったタイミングで仕事が進みます。
つまり、自分のペースで仕事を進めることは出来ませんでした。
例えば、前日にスケジュールを自分で決めていたとしても、お客さんから問い合わせがあれば、そちらを対応しなければいけません。
さらに言うと、休みの日でもお客さんから
「今日の13時から内見いけますか?」
と聞かれると、無視するわけにはいきません。
すぐに内見ができるか取引先に確認して、お客さんに連絡していました。
このように、自分のペースで仕事を進めることが出来なかったことが自分に向いていなかったなと思います。(ディズニーに遊びに行っている時に、お客さんから電話かかってきたりして結構しんどかったな…)
②スピード感や瞬発力を求められること
「対応が早い」はできる営業マンの基本と言われています。
特に不動産営業は、早いもの順で契約が決まったりするので、スピード感が命と言えるくらい求められる能力でした。
私は、速さを求められることが苦手で、テキパキと先回りして行動したり、切り替えて対応することが出来ませんした。
これは、INTJあるあるな気がしますが、ゆっくり考えて最大限にいい回答を出したい!と思っていました。
でも、「一度持ち帰って考えます。」なんて言えないので、その場での言い回し力が求められます。
私は、上手な伝え方も出来なかったので、お客さんとの信頼関係も築けず、よく空回りしていました。
③お客さんが求める自分になること
営業の仕事は、お客さんとの関係構築が必要になります。
「この人だから買いたい。」と思ってもらうには、「自分らしさ」というより、「お客さんが求める自分になること」が必要でした。
おそらく、できる営業マンは、自分をさらけ出してそれを気に入ってくれるお客さんと関係を築いていくようなスタンスをとっているのかもしれません。ですが、私は気を遣ってしまう人間なので(HSPあるある)そのようなスタンスはとれませんでした。
このように、私は人との関わりが多くなるほど、自分を偽る時間が多くなり、結果的にそれが自分にとって大きなストレスになっていました。
そもそもなぜ営業になったのか
転職する前は、なぜか向いていると思っていたんですよね…(笑)
①1人で仕事がしたかった
1社目で設計の仕事をしていた時に経験した「みんなで創り上げる!」みたいな働き方が合っていないな、と思っていました。
意見の食い違いをまとめなきゃいけないし、人の意見に振り回されることもすごくストレスでした。
また、当時から将来的には、会社に依存せずに自分で仕事ができるようになりたいと思っていました。なので、営業職のように自分の力量で仕事が成り立ち、スキルが身につけば将来的にも自分で仕事ができるような仕事が、自分には合っていると思っていました。
②話すことが苦ではなかったから
実は人と話すことはそこまで苦ではないと思っています。プライベートでは、初めましての人でもその場で話を弾ませられます。
でも、営業をして気づいたのは、初めましての人は結構話せるけど、2回目以降の人と話すことは結構苦手(何話していいのかわからなくなる)。話すことは苦手ではないけど、関係を構築するのは苦手だということがわかりました。
営業の仕事はお客さんと何度も何度も会って、関係構築しなきゃいけないし、話し上手にならなきゃいけないので、本当に苦手な仕事でした。
最後に
今考えると営業の仕事は、絶対に向いてないと分かりますが、転職する前は、「向いている!」と思っていました。
やはり、やってみないと気づけないものですね…。
冒頭の通り、INTJは営業に向いてないと言われていますが、私は本当にその通りだと身に染みて感じました。私は典型的に向いていないタイプでしたし、向いていない方の方が多いのでは…?と思ってしまいます。
これから転職される方など、誰かの参考になれば嬉しいです。