
マチス展
1ヶ月程前になりますが、上野で開催中のマチス展へ行ってきました。
やはり人気がありますね。
平日でしたが、予約していないと空きが無くて入れなかったかもしれないです。
音声ガイド も借りました。ナビゲーターは 上白石萌歌さん。
私にとっては【ちむどんどん】以来でしたが、聴いていて心地良い声で、なかなかよかったです。
ちょっと失敗したのが…
写真🆗の展示もあると思ってなかった事。
知っていればiPad持って入場したのですが、重いと思ってわざわざロッカーに預けてしまいました😢 再入場出来ないのでスマホで幾つか撮影しました。
マチス、と聞くとどうしてもカラフルなイメージが先行しがちですが、今回はイメージしているものと違う絵も何点もありました。
以下、自分のメモも兼ねて写真撮影可だったものをアップします。
間違っている記述があるかもしれません😅ご容赦を
こちらマチスの自画像。1927年の作品で、木炭で描かれています。

眠る女性 1942年
こちらの女性像、とても美しいと思いませんか?
こちらも木炭で描かれています。

トルコ風肘掛け椅子に座るリゼット 1931年
インク、アルシュ・ヴェラン紙
こちらのデッサンもきっとさらさらと描いたのでしょうが、勢いを感じました。

石膏のある静物 1927年
油彩 キャンバス

ラ・フランス 1939年
油彩 カンヴァス

黄色と青の室内 1946年
油彩 カンヴァス

座る薔薇色の裸婦

立っているヌード 1947年
油彩 カンヴァス

緑色の大理石のテーブルと静物 1941年
油彩 カンヴァス

緑色の食器戸棚と静物 1928年
油彩 カンヴァス

グールゴー男爵夫人の肖像 1924年
油彩 カンヴァス

赤いキュロットのオダリスク 1921年
油彩 カンヴァス

赤の大きな室内 1948年
油彩 カンヴァス 146 x 97cm

こちらは展示の中で一番人気のように見受けられました。
写真を撮る方がたくさんいらして。
私は撮らずにずっと観ていました。
マチスが彫刻も手掛けていたのは存じませんでした。
写真だと伝わりませんが、こちらの4点はかなりの大きさで、壁を埋め尽くしていました。

切り絵の展示コーナーもありました。
撮影は不可でしたのでネット記事からお借りしましたが、こちらも有名な作品ですね。

マチス展に行くまで存じませんでしたが、マチスは晩年、体が不自由なってから72歳でこの切り絵を使った制作方法に移行したのだそうです。
常識なのかもしれませんが、私にとっては新たな発見でした。
マチス曰く
切り絵は線を引いてから中の色を塗ることをせずとも、いきなり色彩で描くことができるのが最大のメリット。
なるほどです。
72歳で作品を生み出し続ける事自体尊敬に値しますが、その年齢で新たな製作方法に挑むという事。私には想像もつきません。
色々な意味で勉強になった展覧会でした。