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不安や不幸を乗り越える思考術 その2 解釈を疑う


こんにちは。こころのセルフケアラボ、サリューナです。

今日は不幸を乗り越える思考術その2です。

その1をご覧になりたい方はこちら

どうしても受け入れ難い事実を知った時。

どうしても許せない目にあったとき。

あなたはこころの中で何をつぶやいていますか?


なんで私ばっかりこんな目に遭わなきゃいけないの?

あの人が許せない。

悔しい。一生恨んでやる。

なんで私は何も言えなかったの。

この先もうやっていけない。

こんな人生早く終わってほしい。


そうやって私たちの頭の中は起こったことへの怒りと

未来への絶望でぐるぐるエゴが文句を言っています。

でも、大原則として言えることは、

起こった問題を作り出したのは自分

ということです。


問題は外にあるんじゃなくて中にある。

その起こったこと自体は変わりません。

でも、それをどう受け止めるか、そこが問題なのです。

そこがあなたが自分で決定した"ある解釈"を選んでるんです。

どういうことかというと

例えば、あなたの身長は平均かそれより高かったとします。

それなのに、誰かに "このクソちび!!" と言われたとします。


クソちびって言葉は確かに悪い。

明らかに悪口として本人は使っています。

あなたを攻撃対象と見なし、ダメージを与えにきてます。


でも、あなたは背が低くありません。

なんなら高い方です。

自分がチビだなんて思ったこともないし、言われたこともない。

自分の中の真実と言われたことはずれまくっています。


だから、

"は? 何言ってんだこの人"


となりますよね。
全くの見当違いで的外れなので、意味がわかりません。

その悪口という意図がこちらに届きません。

これが、自分で決定した”ある解釈"です。

つまり、何をされたか、何を言われたか、何が起こったか

その出来事自体はあなたにダメージを与えないのです。

あなたにダメージを与えて苦しくしているのは

そう

あなた自身の解釈

なんです。

自分で自分を傷つける方の選択をしているんです。

それも無意識に。


自分の中で言われたことに対して思い当たる節がある

つまり、自分でも自分のことそう思っている

ここがダメだと思っているから

その言われた言葉がズキっと刺さってしまう。

自分がチビだという事実が自分の中になければ、そう信じていなければ

本当になんのダメージも受けません。


私も以前上司から指摘されるたびに、怒りに震えていました。

なんでこんなできないやつに言われなきゃいけないんだ。

私のやり方の方がいいだろうと

心の中でぶつぶつ

夜寝る前の布団の中でもぐるぐる


でも今思い返すと

それって上司が言ったことが本当に見当違いで意味不明なことだったらそこまで怒らないと思うんです。


自分の中で

足りてない

自信がない

とどこかで思っているから

その自分が疑っているダメな自分像を上司の指摘によって可視化されて


それでその現実を否定したくて、事実だと受け入れられなくて

怒り狂ってたんだと思います。

要は自分が自分を認めていなかった。

それでもいい

できてなくても大丈夫だ

と言ってあげられていなかったんだと思います。

だから、もし耐えがたいことに打ちひしがれたら

まずは一旦その解釈を疑ってください。


なぜ私はこんなに傷ついているのかを見つめてください。

無意識に、あなたが自分を責めていて

その仕打ちを受けるに値する価値しかないように考えていませんか?



自分に今されたことのような嫌なことを

普段言っていませんか?

やっていませんか?

もし何かの出来事で傷ついたなら

それはあなたがあなたを許していないサインです。

普段自分が自分のことをどう扱っているのだろう

どう評価しているのだろうと

見直すきっかけとしてください。

そこに労っていなかったことが見えてきて

ごめんね

自分責めしていたね

となると思います。

そして自分に優しくなって

出来事や人への怒りも鎮まるかもしれません。

ぜひ試してみてください。

今日も応援しています。


サリューナ






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