最強のマウス。
こんにちは。さんかくしおハッカです。
一部の方々から妙に(⁉︎)人気の私物の商品紹介だが、今回は前回の『HHKB』シリーズに引き続きデスク周りの生産性を上げるためのアイテムとして『Logicool MXERGO』というマウスについて語り散らかしていきたいと思うので、興味を持っていただけた方は是非最後までお付き合いいただきたい☺️✨
今回ご紹介する『Logicool MXERGO』(以下『ERGO』)の外観はこちら。(※2017年発売)
PC周りのガジェットにあまり詳しくない方には、このトラックボールマウスという存在自体を知らないという方もいるかと思うので、ざっくりこの「トラックボール形式」のマウスについて説明する。
「トラックボール」マウスとは、マウス本体に備え付けられた球体状の部位を操作する事でパソコン上のカーソルを移動させる形式のマウスである。
一般的なマウスカーソルは底面に備えたセンサーが机の上の移動を検知して動くのに対して、トラックボールはこのボール部分の内側にセンサーがあるため机の上を動かす必要がない。
親指でぐりぐりと操作して自由にカーソルを動かすことができるのだ。
そのトラックボールマウス界の中でも、最高ランクに位置付けられているのが今回ご紹介する『Logicool MX ERGO』だ。
今日はそんな最強マウスについて実際に使ってみての使用感と、購入してよかった点、ちょっと残念な点について話していきたい。
○トラックボールを使って感じたこと。
まず結論である。
この『ERGO』を使い始めては約4ヶ月ほどであるが、もう普通のマウスには戻れないほど使いやすさを実感している。
特に生産性の観点から言えば、親指を少し動かすだけで画面を縦横無尽に移動できるカーソルや「コピー&ペースト」などのショートカットをマウスのキーに割り当てできる機能も含めて、体感的には以前の数倍の効率化を可能にしてくれた。
時折、一般的なマウスを使うこともあるが、その使いにくさにイライラするほどである。この『ERGO』がもたらしてくれるのは、もはやマウスの使い心地というカテゴリーを超えて、「新しいデスク体験」ともいうべき驚異の生産性なのだ。
【『ERGO』の良かった点】
○人間工学に基づいた筐体設計で、手首や腕の疲れが極端に少ない。
この『ERGO』は人間工学に基伝いた設計で握りこみやすく、さらには2段階の角度調整も可能であるなど、腕や手首にかかる負担が極端に少ないのが特徴だ。
一般的なマウスに比べて筐体が大きく、手の大きい男性でも非常に持ちやすい。
ボタンやホイールの位置も実によく計算されていて、自然と指の位置が押しやすいポジションに来るようになっている。重量が260グラム超と少し重量感があるのも操作の安定性という意味では、貢献してくれている。
親指での操作は少し慣れも必要だが、一度慣れてしまえば、もはや今までの操作には戻れない。
特に動画編集や写真編集、イラストレーターなどマウスを多用する職種の方において腱鞘炎の予防に一定の効果があると話題であるが、それもそのはず操作時は親指以外ほとんど動いていない。
私はケアマネージャーをしている関係で、マウスをよく使う場面としては特に提供表の作成や実績の入力が挙げられる。「カチカチ」と無言で打ち込む地味な作業だが、親指の微妙な動きに瞬時についてきてくれるので全くストレスがない。実に快適に「カチカチ」できるのだ。
隣でわしわし腕を動かして打ち込みを行なっている同僚を、不憫に感じるほどである。
○ショートカットキーの割り当てが細かく設定できる。
例えば私は「コピー&ペースト」のショートカットキーを本体のボタンに割り当てている。
通常のマウスなら右クリックして「コピー」を選択し…というところを、人差し指で操作しやすい先端のボタンに「コピー」と「ペースト」のショートカットを割り当てることで文書作成を爆速化している。
プラン作成、支援経過の入力にはこの機能が大いに役立つ。というのも、こうした文書の中には以前の文章を引用したりする場面が多いためだ。
こうした機能は少し高めのマウスなら搭載されていることも多いが、トラックボールと握り心地の良さがその効果を何倍にも高めてくれている。
全部で6つのボタンにショートカットを設定できるので、その種類の豊富さも魅力の一つだ。
○スタイリッシュなデザイン
『ERGO』は見た目にも美しい。
一目で多機能であることがわかる存在感。これをデスクに置いているだけで「え、この人何使ってるの」と注目される。
そして意外と触れられていないが、クリックの押し心地がなんとも気持ちいい。
非常に上品な押し心地で「カチカチ」と作業していても周りがイライラするような不快な音も出ない。ボールの部分も含めてダークグレー(公称ではブラック)で統一され「logi」の文字もさりげなくかっこいい。まさに男のガジェットという佇まいだ。
【ちょっと残念な点】
最高の機能と見た目を備えた『ERGO』だが、少し残念な点もなくはない。
まずは、使い続けているとボール部分が手の汚れで滑らかに動きにくくなることだ。
これは定期的にウェットティッシュなどで清拭することで解決するが、滑らかな動きがこのマウスの生命線である以上、ここぞというタイミングで動きが悪いとげんなりすることもある。
またMicro USB端子であるという点も微妙だ。
特に私は USB-C接続の『HHKB』をキーボードとして使用しているため、デスクの上に二つのタイプのケーブルが並ぶのはあまり綺麗ではない。もちろん『ERGO』はBluetooth接続できるので、無線で使用もできる。公称では一度の充電で4ヶ月ほど使用ができるようなので普段は筐体だけを置いていればいいものの、充電時はやはりケーブルが必要になる。
「ちょっとパソコン貸して」ができないのも、このマウスのデメリットと言えばそうかもしれない。
他人と絶対に共有しないという方なら問題ないが、例えばパソコンの機能を教えてもらいたい時に他人にデスクを貸す場面がある方は要注意だ。
扱いを知らない人が急にこの『ERGO』を触ると、じゃじゃ馬すぎて操作できたものではない。驚異の生産性が実現できるのも、それまでの使用方法とは大きく変わるからなのだ。ただ、トラックボールマウスがもっと普及していけばこうした問題も徐々に小さくなっていくかもしれない。
さて、ここまでいかがだったろうか。
少しデメリットもご紹介したが、基本的にはそれを補ってあまりある潜在能力を秘めているこの『Logicool MX ERGO』。
価格はAmazonの公式でも11,000円超と、マウスにしては高額商品だ。しかし、デスク環境で実際に手に触れて操作するのはこのマウスとキーボードぐらいなもの。
そうしたアイテムの品質を少しでも上げることでデスクワーク全体の作業効率が向上することは想像に固くない。
ケースも販売しているようなので、リモートワークによる自宅と職場行き来や、旅行時の持ち運びも便利になった印象だ。
ぜひこの機会にデスク回りの作業効率を見直してみるのはいかがだろうか。
今回は『Logicool MX ERGO』のご紹介でした☺️
それではまた明日✨
さんかくしおハッカ
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