見出し画像

薬は不要。検査は必要!

このブログでは薬を飲まないで潰瘍性大腸炎を治すための実体験をまとめていますが、だからと言って病院に行くなというわけではありません。というより、まずは必ず行ってください。

なぜなら、病院ででしか確認できないことがあるからです。

それはこの2つです。

・内視鏡

・血液検査

この2点は病院に行くと必ず実施することになると思います。薬は飲まないって決めていてもこの2点は絶対にやってください。

内視鏡の意味

「内視鏡では自分の大腸の様子を画像で確認することができる」

どのくらい炎症が進んでいるか自分の目で確かめることは何より大切です。大腸なんて初めて見るでしょうけど、ネットで「健康な大腸」と調べると自分の大腸と比較することができます。目で確認するのを医者に任せず自分でもしましょう。

血液検査の意味

血液検査では現段階の炎症状況を知ることができます。また、そのほかの病気(クローン病、がん)など様々な病気を数値で確認することができます。潰瘍性大腸炎と似たような症状の他の病気の場合もあります。

潰瘍性大腸炎と診断され、例えば内視鏡では大腸が腫れぼったい感じに見えても案外炎症は進んでいない場合があります。それは数値を見るとわかります。もちろんその逆で見た目は普通に見えるけど炎症が進んでいることも。数値で様々な状態を確認できます。この数値に関しては病院で医者に直接確認してもいいですし、ネットで調べることもできます。

私の場合は、血便や粘血便が出ているけど案外炎症数値はひどくなかったので、それぞれ1度のみの検査で食事療法に徹しました。

食事療法の開始しながら薬を飲まず検査も大事

食事療法では、すぐに改善はしません。改善を感じるには、少なくとも2週間、長いと数ヶ月かかると思います。改善速度が遅いと感じたら、病院で血液検査や内視鏡をしながら、現在の大腸の様子を把握するというのも大切だと思います。

かなり炎症が進んでいる状況の場合、食事療法で治す前に西洋医学(要するに薬)で手を施す必要があるかもしれないからです。

私が最初に発症した時、食事療法で治るとなんて全く思っていなかったので、薬を飲みました。最初はサラゾピリンを服用しましたが、なかなか治らず、ステロイドを投与し回復しました。

炎症があまりにひどいと、食事療法だけでは悪化するかもしれません。

食事療法もすぐに始めてください。でも薬を一時期(症状が軽症になるまで)飲むという選択もあると私は思います。

一生薬を飲み続けるのではなく、一時期のみ薬を服用するかどうかは、お医者さんと相談し決めてください。ただし、いずれにせよ薬をやめるためには食事療法は欠かせません。

でもがっかりしないでください!食事療法で改善したら、少しならお肉や脂っこいものも食べてOKデス!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?