![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110217216/rectangle_large_type_2_7c61d41bc7bb726a309f8a9bc860f523.png?width=1200)
メンタル不調に「セルフプレジャー」! 是非試してほしい
最近の私が最も力を入れて取り組んでいるのは、「膣ケア」だったりする。
10年のパニック障害、2年の適応障害を持つ私は、物心ついてから心身が健康な時期はなかった。
30代前半の私は、20代後半から「やばい」と色々なことに取り組んできたわけだけれど、劇的に効果が出たのは以下の二つだ。
・呼吸
・膣ケア
呼吸については、ヨガの専門家の方の方が詳しいだろうから、ここでは割愛する。心は触れないから、体から触ろう。
体のケアの中でも、呼吸は最優先すべきものだと感じる。
さて、ここからは膣ケアについて。
こちらも、私が愛用しているメーカーのHPの方が、(ちょっとスピリチュアル的だけれども)体系的に説明してくれるだろう。
天然石でできた、とっても素敵なグッズを販売されている!
ワンドと呼ばれる棒状のものと、エッグと呼ばれる球状のものがある。私はワンドをよく使っている。
最初に使った時、私は号泣した。そして、昨日も号泣した。
膣の一点を刺激すると、感情が溢れてくる。
そういう体験を何度もしている。
私は性嫌悪だった。半年前までは。
でも、天然石でできた美しいグッズを使っている内に、「性は汚らわしい」という気持ちがあっという間に消え失せて、今はポジティブイメージを持っているから、こうして記事を書いている。
思考より感覚に訴えかけた方が早いことは、多々ある。
天然石のグッズは、私が持っていた性に対するネガティブイメージ――汚らわしい、卑猥だ――という思いを、書き換えた。
「私は、本当は女性である自分を認めたかったのに、女性性をずっと認めてこなかった」
最初に使った時、心の底からそのように感じ、号泣した。
人によって使用感は異なるらしく、その人に最適な時期に変化が訪れるらしい。
一般的な膣トレの利点はここは書かないが、こういった心理的なブロック解除という点で、プレジャーワンドとヨニエッグは素晴らしい働きをしてくれた。
子宮には感情が溜まる、とヨガの先生は言っていた。生返事でそれを聞いていたけれど、筋肉を解すほどに溢れてくる涙から、それが事実なのかもしれない、と感じてる。
「性」は、社会の表には出てこないけれど、女性としての私の中心を担うものである。
「性」を認めることで、私は力を取り戻したように感じている。
ふわふわしていた体がしっかりした。
自分に自信がついた。
命を生み出す器官を否定することは、自らの命を否定することに繋がっていたのかもしれない。
また、セルフプレジャーは、瞑想状態に入りやすい。私の場合は。思考を飛ばしやすいのだ。
私のメンタル不調は、「考えすぎる」性質から悪化している節があった。
「こうしなきゃ」「ああしなきゃ」「頑張らなきゃ」「本当はこれが欲しいけど、頭で考えたら…」
現代人として生まれてきて、学校で教わった「思考」で物事を進める人生は、私の感性を失わせた。
「何が楽しいか分からない」「好きなものが分からない」「何のために生きているのか分からない」
現代社会を生きる上で、こういう状態になっている人は、案外多いのではないか?
それを取り戻すツールとして、セルフプレジャーは最適だ。
快・不快しか、ないもの。
膣は正直だ。嫌なものはすぐに吐き出すし、気分が乗らないと何も感じない。
一方、興に乗ったらとてつもない悦びを生み出すし、そのポテンシャルは計り知れない。私も未だ未知の領域だ。
現パートナーは、絶頂にこだわりを持つ人で、最初はそれに引いていたけれど、人間の感覚として「気持ちいいことが好き」なことは普通のことではないか。だって、生き物だもの。
彼は、未知の領域に踏み込みたい、のだろう。
そう思えるようになったのも、この半年間のプラクティスの成果である。
チャクラと呼ばれるものが存在する。胴体の一番底から、第一チャクラ、第二チャクラと続き、底が整っていないと、エネルギーは体に巡らないらしい。
生殖器は、第一チャクラと第二チャクラに相当する。
つまり、ここを整えないと、エネルギーは体に循環しない。
某スピリチュアルの人は、人間の持つエネルギーの中で、性エネルギーが1/3を占めると言っていた。
性というものを真っすぐに捉えて、子宮と膣と意思疎通を試みる。昔よりかは、意思疎通できるようになってきた、と感じている。
そうしていく中で、私は女性として随分と活き活きとしてきたと感じているし、明らかにメンタル不調は回復した。
「性は卑猥だ」というのは、容易に興奮を煽ろうとするAVの影響や、両親の性の捉え方の影響を受けていたことに気づいた。
「私」という生き物を、フィルターなしに真っすぐに見つめることは、人生において極めて有益だと感じた。
私にとって、そのためのツールのひとつが、セルフプレジャーだ。
【参考】