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そるとのこころとからだの話

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わたしの経験に基づいたメンタルヘルスの話。わたしは専門家では御座いません。一個人の思いをシェアします。
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#生きづらい

足りないものを満たすために。性感の話も。

足りないものを満たすために、外に手を伸ばす人がいる。 自分にとって何が足りないのか、それをどうしたら満たせるのか。 出会い系サイトで文字を書いているのだけれど、なんとなくその雰囲気感が「合わない」と明確に感じるようになってきた。 人間、色々あっていい。 どんな幸せの形でもいい。 他人の人間関係、不倫、婚外関係なんて、どういう形でも良いんだけれど、不足するものを満たすために他人を巻き込む、という行為を、きっと自分がずっと取って来ていたから、一種の同族嫌悪としてなんとなく「う

今、苦しい理由を考える【アダルトチルドレン】

日常生活を送っていく上で、壁にぶち当たることがある。 「こんなことはいけない」 「やってはいけない」 「これは非常識だ」 嫌悪感を抱くと共に、私は勇気を出して、自らタブー視しているものへ目を向ける。 そこには、自分で作った扉がある。 見た目は立派に見えるけれど、本当にそれは、これからの私にとって必要なものなのだろうか? そもそも、これはどういう過程で作られた扉なのだろうか? 私が「これはいけない」とたくさんの扉を作っていく内に、私の部屋は小さく小さくなってしまった。

人の目が気になるのは、寄り添ってもらえなかったから【アダルトチルドレン】

これは、私の実体験。 ◇ 「おかしく思われないか」いつも怖かった。 中学生の頃、母に「周りに合わせなさい」と言われた私は、自分を押し殺して、周りの様子を窺うことに終始した。 元々、大人しかった私は、外の世界に向けて何も行動をすることができなくなった。 私は、世界の中心にいない。 私以外の人が、この世界の中心なのだ。 数年前まで、本気でそう信じ込んでいた。 だって。 ありのままの私はこの世界に受け容れられない。 と、母が言っていた。 私は、周りに合わせなきゃいけ

わたしの時間を盗んでいたのは "わたし"

仕事 家事 お風呂 ご飯 「完璧にやらねばならない」 日常の些細な行為すら 束縛され わたしの時間は奪われていた 実は 時間を盗んでいたのは "わたし" 「どうすれば心地よいのか」 追求して "わたし"の時間を取り戻している 引用:わたしのインスタ パニック障害を持っている人が、美容院が苦手なことは、よく知られている。 「拘束される」「コントロールできない」 わたしも、こういった状況に心身が反応し、発作が出ることがある。 わたしに自由な時間は、少ない。

感情を否定したら、自分が分からなくなった。

暑い日、暑いことを認めなかった。暑いと思ったら暑くなるから。 友達と遊ぶことは楽しくなかったが、それを認めなかった。世の中、そういうイベントは楽しむものだから。 外出や旅行は楽しくなかったが、それを認めなかった。一般的に楽しむものらしいし、わたしがおかしいから。 母親にいらついたが、それを認めなかった。育ててもらった親にそんな感情を抱いてはいけない。 いわゆるヲタク趣味が好きだったが、それを認めなかった。大人がするものではない。 天然石や鉱物が好きだったが、それを認

こどものわたしが"パニック障害" "適応障害"になるまで

97点の算数のテストの答案を見せた。 「なんで100点が取れなかったの?」 と言われた。だから、次は100点の答案を見せた。 「当然ね」 と言われた。 わたしは、"完璧"に勉強ができないといけなかったし、学校で勉強がトップレベルであることは、"当然"だった。 * 学校でわたしは浮いていて、とてもつらかった。クラスでひとりぼっちで、学校に行きたくなかったので、相談してみた。 「あんたが悪い。周りに合わせなさい。どうして他の子みたいに、楽しくできないの?」 そう