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現代科学が2000年以上前の東洋医学にやっと追いついた件


紀元前200年の医者

現代は『治せない病気』を治せたら名医。
東洋医学の世界では、
『病気にさせなかったら名医』

食医・疾医(内科医)・傷医(外科医)・獣医(獣医)
それぞれ位があって、
病気にさせない食事を作る『食医』が一番偉い。

今みたいに抗生物質や検査機器や消毒薬がなくて、衛生状態も栄養状態も良くない時代。ちょっとした感染症や食中毒、ケガが命取りだったはず。
今ではなんてことない病気も、その当時は不治の病。

現代でも治すことが難しい病気はたくさんあるのに
2000年以上前なら尚更だ。

【病気を治す】より『病気にさせない』が
最高位の医師の仕事だった。


病気になってくれないと・・・

現代の医師の仕事は昔の医師の仕事とは少し変わった。
『死にあらがう』という点では共通。

ただ現代の医師は病気になって初めて活躍できる。
病気になってくれないとできることがあまりない。

では病気になるまで無秩序でいいのか?
一概に言えないが
病気は、元気な状態から急になるのではなく
未病という『グレーゾーン』が存在する。

このグレーゾーンをいかに早く見つけて
いかに早く正しい行動をとるかで
病気にならないようにしよう!というのが予防医学。

実に東洋医学的な発想。

誰が病気を予防してくれるの?

結論『行動は自分』なのだけど
現代に生まれた人はめっちゃラッキー。
科学とテクノロジーが『予防』を手伝ってくれる。

その名医が、
AppleウォッチやGoogleウォッチなどの
『ウエラブルデバイス』。

心拍・血圧・歩数・体温・睡眠を測って
病気の予防のために何が必要か教えてくれる。
予防の名医が近くにいるようなもの。

人生が100年も続く時代。

ウェラブルデバイスを使って
どうやって健康維持増進するか。
病気の予防に利用できるか。
これらを使って医療費・介護費を抑えつつ、
『病気にならない』にシフトしていく流れだ。
研究費も膨大に注ぎ込まれている。
まさに『未病治』の現代版。

すごい時代になったなぁ。
東洋医学の名医は、現代科学が担ってくれそう。

現代科学が東洋医学に追いついた。

ちなみに

『健康増進のために運動をする』
『病気に予防に食べすぎを控える』
などなど
一見自分のためにやっているようですごく社会的貢献度が超高い。
献血した人とジムに通っている人は所得税あたり減税してあげてもいいんじゃないかと思う。
社会貢献したかったらジムに行って運動することをおススメしたい。


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