IBを使った受験体験談①スウェーデン編
こんにちは!紫陽花の季節ですね。
私はカタツムリが怖いので、紫陽花を見るたびにドキッとしてしまいますが、それを抜きにしたら様々な色の花があって綺麗だと思います🐌
今回は、私がIBを使ってスウェーデンの大学を受験しようとしたときの話をシェアしたいと思います。特に日本からスウェーデンの大学に正規留学を考えている方に役立てていただけたら嬉しいです。
私は、日本の一条校で取得した国際バカロレア資格(IBディプロマ)を使ってフィンランド、スウェーデン、オーストラリアの大学を受験しました。ちなみに、
第一志望:フィンランド 1学部(進学先)
第二志望:スウェーデン 7学部
第三志望:オーストラリア 1学部
でした。そして一条校とは、
簡単に言うと、インターナショナルスクールではない学校です。(一部のインターナショナルスクールは一条校として認められているものもあります。)
日本から北欧の大学を受験するときの情報があまりなかったので、自分が受験したときのことを残したいと思い、第一弾としてスウェーデンの受験体験談をまとめたいと思います。
情報収集の方法
IBを使った、北欧大学の受験について情報が少ないなか、とても助けになっていたのがバリ島のインターナショナルスクールでIBを取得したnanaさんのnote記事です。
メールでも何度か相談に乗っていただき、心強かったです!😭
また、現地の雰囲気やその他生活について知るのに役立ったのが、インスタグラムの「北欧留学大使」というアカウントです!
様々な学部や北欧諸国の情報が得られるので、留学に関しての解像度が上がると思います。
交換留学や大学院留学を目指している方は特に、自分と同じような境遇の大使を見つけやすいかもしれません。
日本からスウェーデンの大学を受験できるのか?
結論から言うと、私は2024秋学期のスウェーデンを受験することができませんでした。「受験体験談」と言っているのに、すみません🙇💦
・EU圏民でない
・2023年 November にIB Final Examを受験
・2024年 3月 高校卒業予定
上記3点の私は、受験時に必要な書類の一部が期限内に発行してもらえなかったからです。日本の高校が3月卒業であるため、スウェーデンの受験スケジュールに適していませんでした。
以下が私が受験できなかった理由です。
半年後の2025年春学期にリベンジするという手も考えましたが、スウェーデンではオーストラリア等よりも春学期のプログラムが少なく、受けたいと思っていた授業はすべて秋学期のみの募集だったので、一年後に再度受験するということになります(結局第一志望のフィンランドに合格したので受験する予定はなくなりました。)
*あくまで私の状況では、という話なので受験を考えた方はご自分でも詳細のページを読みこむことをおすすめします。
November の試験を受けるIB校はヨーロッパではあまりメジャーでないのか、出願サイトに特にかかれていなかったため、メールをしたのですがはっきりせず…
応募を完了する段階までは進んでいたため、そこまでを書きます。
受験準備に必要なもの
プロセス自体はとても簡単です。スウェーデンの大学受験はadmissions.seという出願サイトを通して行います。このサイトで全て済むので、とても便利です。
①admissions.seに登録
②気になる学部をチェックしておく
③受験料(900SEK)
③募集がオープンしたら身分証明書と成績表をアップロード
④希望する学部(最大8学部まで)を希望する順番に並べる
私は身分証明書としてパスポートを提出しました。また、成績表については締め切りの2月1日(年によって変動の可能性あり)までに高校3年間分の成績表とIBの最終成績表がそろわなかったため、2月時点で出ている高校の成績表とIBのMOCK2の成績表を提出しました(が、これらが成績表として認められませんでした。)
IB校の場合はIBディプロマだけでも十分だと思いますが、私の通っていた高校ではIBディプロマ+日本の高校卒業資格を取得できたので「情報は多いほうがよかろう」と思って両方出しました。
ここまで完了すれば、あとは4月中旬の結果発表を待つのみです!
(私の場合は、この待っている段階で「提出された成績表が認められない」というメールが届きました。)
おわりに
今年は結局スウェーデンの大学を受験することはできませんでしたが、アメリカやイギリスのようにエッセイを書く必要がなく、プロセスもとても少なく、受験しやすい国だと思います。
それに、春学期からは問題なく応募できるので、半年~一年待って受験するのもありだと思います!実際に、私は一年待って2025年秋学期を受験するつもりでした。
日本で長年暮らしていると、高校卒業後ストレートで大学に入学しないことに不安を覚える気持ちもあるのではないかと思います。私もフィンランドの結果が出るまで、人生で初めてどこにも所属しないことを経験し、不安な時もありました。
でも、無責任なことを言うようですが、一年後また受験するという目標があるのなら、ストレートで大学に行かないことに関して何の問題もないと思います。高校卒業からの短期間でですが、それを実感しました。
英語のプログラムも豊富なので、大学を探している人は英語圏だけでなくスウェーデンもチェックしてみてはいかがでしょうか?
参考ページ IB生・日本の高校生へ
一条校のIB校で、特に私のようにIBディプロマ+日本の高校卒業資格を取得できる学校に通っている人はIBのページを見れば良いのか、日本の高校のページを読めば良いのかわからなくなることもあるかもしれませんが、どちらも読んでおくと良いと思います。
〈日本の学校卒業した人への要件〉(写真③を参照)
〈高校の最終学年に在籍している人へ〉というページ(写真②を参照)