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現状打破できない原因は、ワンパターンな質問にあります

「否定的な考えばかり浮かんで、不安に煽られる」
「このままで大丈夫かな?と思う」
そのような経験ありませんか?

私もついつい頭の中がネガティブでいっぱいになって、現実逃避してみたり、そんな自分にダメ出ししてみたりすることがあります。

本記事では、現状打破するために効果的な自分への問いかけ方について、書きました。

このnoteを最後まで読むことで、現状打破するためにどのような質問を自分に問いかけると良いかがわかります。


現状打破するためには、多角的な視点で質問するのが効果的です

現状打破できずにいる場面では、自分にワンパターンの質問を投げ続け、同じ場所をグルグルしていることが多いです。多角的な視点で、複数の質問を投げかけられるようになることで、状況をより客観的に冷静に見れるようになり、突破口を見出せます。


クライアントSさん(IT企業経営・40代男性)とのセッションの一部を紹介します

Sさん「いつも忙しくて…これで大丈夫かな?と思うんです」

変化の激しい業界でもあり、決して順風満帆とは言えない状況の中で、社員20名以上を抱え、社長として判断し決断を重ねているSさん。

ポロッと出た一言でしたが、実はこのセッション中に何度か同じような発言をされていました。

矢野間「Sさん、『忙しい。このままで大丈夫かな?』と何度かこのワードが出てきていますね」

Sさんはハッと気づいたようでした。

Sさん「たしかに何度も言っていますね。気づいていませんでした。振り返ってみると、いつも『忙しい。このままで大丈夫かな?』と不安に駆られています」

現状をどうにか打破しようと、常にこの質問を自分に問いかけ続けていたのです。

矢野間「そうですか。今の状況で、どのような質問を自分に問いかけると効果的だと思いますか?」

そこからSさんと矢野間二人で、さまざまな問いを出し合いました。
・組織を客観的に見ると、今はどのような状態?
・できていることは?
・Sさんが大事にしたいことは?
・Sさんの理想の組織は?
・最悪のケースは? 
・Sさんが一番恐れていることは?
・今の経験が教えてくれていることは?
・うまくいっている5年後の自分が今の自分に声がけするとしたら?

などなど、一通りの意見を出し終えた後、Sさんがこのような気づきをシェアしてくれました。

Sさん「いろいろな角度で質問を出せたおかげで、より客観的に状況を見られるようになりました。まだまだできることはあるな、とすっきりしました」

多角的な質問ができたことで、状況が整理され、頭の中がクリアになったのです。


何回、その質問を自分に問いかけていますか?

自分によく投げかけている言葉や口癖はありますか。ワンパターンですか?それとも多角的に問いかけていますか?

口癖は無意識に話しているため、他者から客観的なフィードバックをもらうことで気づきやすくなります。

自分でも意識することで、思考の癖や口癖に気づけるので、自分にどのような質問を投げかけることが多いか、ぜひ気にしてみてください。


ワンパターンな質問が無意識に自己暗示をかけています

『忙しい。このままで大丈夫かな?』とよく自分に投げかけている場合、「私は忙しい人である」「このままで大丈夫かな?このままだとまずいかもしれない」と常に自分に声がけしている状態になります。

その声がけをし続けると、無意識のうちにその現実が創り出されてしまうのです。


良質な質問を自分に投げかけられるようになると、突破口が見つかります

ワンパターンの質問だけでなく、他にも多角的な質問を自身に投げかけられるようになると、状況を客観的に観察できるようになり、突破口が見つかります。

一人で質問のレパートリーを思いつかない場合には、ぜひご相談ください。お力になれます。


最後に

多角的な視点で質問ができるようになると、現状打破できるようになります。

質問のレパートリーを増やすために、コーチとアイディアを出し合うと、段々と一人でも複数の質問を自分自身に投げかけられるようになります。

否定的な考えばかり浮かぶときは、どのような質問を自分自身に投げかけると有効なのか、質問を5つ以上出してみてください♪  すると、状況がよりクリアに見えるようになります。


\最後までお読みいただき、ありがとうございました!/



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