通信教育が拓く、新しい私の人生(おおげさ?)
新しい通信教育を始めました。
もちろん、私が受ける方。
私と通信教育のあゆみ
思えば、私は通信教育好きです。
小学生のときは基本、進研ゼミ派だったし
(何年か周期でやる気を失って退会し、新しく届くDMでやる気を刺激されて再入会、を何度か繰り返したけど)。
中学生のときは塾に行ってはみたけど、だんだん拘束時間が長くなることに腹が立ち(夜10時まで塾とかやってられん、というもの)
結局Z会の通信教育を始めたし(レベルが高すぎてついて行けてたんだかどうだか)。
それに何より、教員免許は法政大学の通信制で取ったのです。
フルタイムで仕事はしていたし、子どもは年長さんと小学生。ダンナさんは単身赴任中、ということで、仕事を辞めてのんびり大学に通うことなんて選べなかったからです。
(この辺りの話は、また改めて思い出話シリーズで語らせて下さい)
こんな感じで、勉強したいときは自分のペースで学べる通信教育を選びがちな私が、今回始めてみた通信教育は…書道!
五段以上と、師範教授の資格を取りたいと考えています。
そもそも、書道の段級位とは?
書道、または習い事としての習字は、教室に通って、そこの先生の所属する書道会の課題を提出し、上手に書けたら昇段または昇級、という流れがあります。
この段級位の認定の規準は、各書道会に委ねられています。
書道会によっては小中学生までと高校生以上では認定の基準を変えるパターンがあったり、
(中学3年で認定された1級が、高校生になると3級に読み替えられるみたいな)
初段以上の段位設定に違いがあったり
(初段、二段、三段…のパターンと、準初段、初段、準二段、二段…のパターン)と、認定にまつわる規準は書道会ごとに異なり、同じ「書道○段」でも、実力も価値もさまざま、というのが実情のようです。
もういちど書道を学びたい理由
①段位を上げたい!
実は私、書道は小2から高1まで習っていたので、準三段は持っています。
準三段は、二段と三段の間。もうちょっとで三段!というところですね。
中学国語の教員免許を取るには「書道」の単位も必要だったので、書いた作品を大学に提出し、スクーリング(対面授業)にも参加して単位を取りました。
スクーリングで、これまで郵送した作品を添削して下さっていた先生にお会いしたとき、
「あなたがといさんか!僕ねえ、『この人には何も教えることないなあ』とずっと思ってたんだよ!」と言われたのは密かな自慢です。
説明に時間がかかるので、人に話したことはない自慢ですが。
そんなわけで、それなりに、準三段なりの字は書けているという自負はあるのですが。
……負けるんですよ,生徒に。
私より明らかに字が下手な中学生が、「私、六段で師範持ってます!」とか言うわけですよ!
聞くと、そういう生徒(一人や二人じゃない)の所属する習字教室は、「準」の段位はなく、とにかく長く続けていれば比較的コンスタントに段級位が上がっていくシステムだそう。
このあと高校生になったら段位の読み替えがあるのかもしれませんが、
正直な気持ちを言うと「この字で六段を名乗ります?私より上の段位ですと?絶対私の方が上手い!」です、すいません。
ですが、段級位認定の諸々を知らない中学生にそんなことを言ってもしょうがない。
とりあえず生徒には「へーそうなんだ、すごいねー」と言っていますが、このストレスを解消するためには自分の段位を上げることで自分の心の安寧を図るしかない、と常々思っていました。
(いや、そんなに深刻にムキー!となっていたわけではないですが)
②「師範」を取りたい!
これも書道会によるのですが、一般的には初段程度から「師範」という「人に教えていい資格」を申請して取得することができます。
例えば、小学生を教えるなら初段プラス「準師範初等科」、準三段までの成人を教えるなら四段プラス「師範助教授」など。
別にそういう資格がなくても、中学校国語の免許を持っていれば授業で中学生に指導することは問題ありません。
でも、将来的なセカンド(サード?)キャリアを考えると、もしかしたら隣の義実家を改装して書道教室を開く、みたいな選択肢もあるかもしれません。
と考えると、子どもから大人まで教えられる資格を持っていたほうがいいと思うのです。
目指すは、五段プラス「師範教授」。成人五段までを教えられる資格です。
で、書道の通信教育を探しました!
とはいえ、今から書道教室に通うのは、平日の勤務時間を考えるとちょっと難しい。
土日は、土日しかいないダンナさんとの時間を大事にしたいから、あまり予定を入れたくない。
…ときたら、もう通信教育しかないでしょ!ということで、通信で書道を学べる書道会を探しました。
ついでにいえば、すでに持っている準三段をある程度認めていただけるところがいいなあ…。
私が準三段をいただいた書道会は残念ながら通信教育システムはなかったのですが、私の願いを叶えてくれそうな書道会を見つけました。
それがこちら、習字研究会さん。
https://www.shu-ken-inc.com/method/method01.html
申し込みをして会費(お手頃価格!)を振り込むと、さっそく資料や会報など、一式を送ってくれました。
課題提出用の半紙の購入など、まだやることが色々あるので、課題の練習は始めていないのですが、新しいことを始めるワクワクが止まりません。
条幅と言われる、ちょっと大きめの書き初めくらいのサイズの作品も提出する必要があるので、新しい筆も買おうかな、なんて画策しています。
ありがとう通信教育
新しいことを始めたいとき、色々な困難があって、諦めてしまうこともあります。
費用がかかるとか、時間がないとか。
でも、そういう困難をだいぶクリアにしてくれるのが通信教育だと思っています。
これまでにも何度も通信教育に助けてもらいました。
そして今回また、私の未来の可能性を広げてくれることでしょう。
ありがとう、通信教育!頑張っていい字書きます!