私は昨年48になった。 ついに大台に近づいてきた。あと2年で50歳になってしまう。 そう、「なれる!」ではなくて「なってしまう……」なのだ。 年を取ることを「老いる」と思ってしまい、「年を重ねて、人としてまた成長できる」と思えないのはなぜなのだろうか。 懐かしの芸能人を見て、年取ったな~老けたな~なんて思ってしまう。 自分の母が、何を言っているのかわからなかったりすると、こういう風に自分もなってしまうのかもしれないな。嫌だなと思ってしまったり。 転職のスカウトが来ても、
「コラショ、またね。いままでありがとう。」 当時6歳の娘が書いた絵にこんな言葉が書いてあった。 今から5年前、家族でハワイに行った。 なるべく、旅費を安く済ますために、中国の航空会社を使い、 上海経由でホノルルに向かうルートを選択した。 往路の際、上海の保安検査場で、娘が大事にしていたコラショ(学習教材こどもちゃれんじのキャラクター)の防犯ブザーが、検査対象になった。 これはなんだ? と言わんばかりにギロっとにらまれ、 身振り手振りや拙い英語で、防犯ブザーであることを伝
私は2児の母だ。中学2年男子と小学6年生女子の子どもがいる。 周りには、子育ても仕事もして凄いね。と言われるが、全然凄くない。 ほぼ放置である。ポジティブに言うと、子どもにお任せしている。 凄いねと言われるほど、ちゃんと子育てをしているとは言いがたい状況だ。 この放任主義のおかげで子どもたちは、自分で何とかしようとする自立力が養われたと自分の中で正当化している。 先日、これでよかったのかもしれない。と思った出来事があった。 先週、小6の娘の修学旅行があった。 ママ
私は、くうと言います。 柴犬です。 もうかれこれ、14年ほど生きていました。 犬の年齢は、人間の7倍と言うので、90歳を過ぎた辺りでしょうか。 私は今年10月に14年の生涯を終えました。 ここに、その14年を振り返って、私の想いを書き記したいと思います。 最重要ご主人は、としこさんです。 私が言うのもなんですが…74歳のおばあちゃん。 1番私の面倒を見てくださる方です。 そして、他にも家族がいます。 この家族との関わりとともに、私の人生(犬生)を振り返って
年輪経営という経営を実践している会社がある。長野県本社の伊那食品工業株式会社だ。 伊那食品工業(株)は、「かんてんぱぱ」という寒天を使ったお菓子作りの素や、スープ用寒天等の消費者向けの寒天製品から、企業向けの寒天を原料にした素材を製造するメーカーだ。 私が社会人大学に通っていた際に、ケーススタディで伊那食品工業の「年輪経営」を学び、それ以来、興味を持っている会社だった。実際に見に行って話を聞いてみたいとかねてから思っていた。同級生が企画をしてくれて、会社見学に伺った。
映画を見た後の感覚は、「危機一発ゲーム」の黒ひげが飛び出した感じに似ていると思う。 それはなぜか。 映画の中に引き込まれていきながら、 自分の中に突き刺さっていた、色んなものから解放される感じと 現実の世界から、ぴょーんと飛び出して新しい世界を見る様子が似ているからだ。 先日、久しぶりに今話題の映画「すずめの戸締まり」を娘と見に行った。 (ネタバレ注意の内容がありますので、ご了承ください) 映画を見る前まで、ポップコーンの購入の列に並びながら、 あ、あのお客様にメ
「また、息子が突破した」 我が家では、息子がスマホやゲームの時間制限や機能制限を突破してしまうことをこう呼んでいる。 息子は中学2年生だ。 こどものゲーム、動画問題は我が家でも悩みの種である。 ゲームは、任天堂Switch。 スマホはYouTube。 Amazon Fire TV Stickでプライムビデオ。 放っておくと、ずーーーっと見ているので、もちろん時間制限とパスワード設定を行っている。 ゲームは、任天堂が提供している「みまもりSwitch」というスマホアプリがあ
何かネタはないだろうか…… ここ3ヶ月、私の頭の中は常にこのフレーズがぐるぐる駆け巡っている。 それは、なぜか。 8月から私は天狼院書店のライティング・ゼミを受講している。 文章を書くことに苦手意識があった。仕事でも文章を書く機会が増えてきたこともあり、この苦手意識を脱却したいとチャレンジしたのだ。 このゼミでは、毎週、2000字で記事を書くという課題がある。 記事を書くために、週末に考えているだけでは、到底間に合わないので、常にテーマはないかと探っており、冒頭の思考パタ
愛用している鍋がある。 バーミキュラ社製のオーブンポットだ。 10年ほど前に購入し、気に入って使っていたが 最近なべ底のコーティングがはがれてきたり、汚れが目立って来ていた。 使えなくはないので、このまま使い続けようか、買い替えようか、悩んでいたところに、 友人から、修理できるよ。という情報を入手した。 バーミキュラ社のホームページを見ていると、修理代:8,000円。 「うう、8,000円か~ 別の鍋が買えてしまうな。」と一瞬迷いが走った。 ホームページを読み進めてみる
今日は、月に1度の美容院だ。 私にとって美容院とは、様々なものへの新たな、偶然の出会いの場だ。 今日も新たな出会いがあった。 それは、マンガだ。 私は普段、ほとんどマンガを読まない。 幼いころから、ゲームとマンガは子供にとって有害なものとされ、ほとんど買ってもらえなかった。 昔は、禁止されていた反動もあり、読みたい!と思っていたが、社会人になり、忙しくなると、マンガを読む時間は無駄な時間だと思うようになっていた。 が、今日は、ちょっと読んでみようと背中を押してくれた。
「カレーが食べたいときもあれば、ハンバーグを食べたいときもある」 この言葉で、私の人生は変わった。 今から20年のほど前のことだ。 当時、私は、結婚を控え、結婚式場も半年後に予約をしていた。 婚約者とも、一緒に生活をしはじめ、両家の挨拶も済ませていた。 実は、結婚を決めたものの、日が経つに連れ、なんとなく、気が乗らないでいた。式場も予約し、親戚にもお祝いをいただき、今更引き返せないという状況だったので、よくあるマリッジブルーだと思い、やり過ごしていた。 そんなとき、彼の
「義母が怒っている」 いつもは要件だけの義父から、こんな相談の電話が入った。 怒りの矛先は、私の夫だった。 先日、義父母と子どもたちと旅行に行った時のこと。 物忘れが激しくなってきた、義母にあれこれアドバイスをしていたのが、小馬鹿にしているようで気に入らなかったようだ。 私の義理の父母は80代だ。 おかげさまで、元気にしてくれているが、最近義母の記憶が怪しく、認知症気味だ。 さらに、義父への当てつけが激しく、文句ばかりで、時折キレたりしているそうで、一緒に過ごしている時の
2004年の7月、仕事をしていると、珍しい人から電話がかかってきた。 叔父の娘、いとこの里香ちゃんからだった。 「牧ちゃんのお父さんが交通事故にあって、今亡くなった」 具体的な言葉はあまり覚えていないが、 突然のことすぎて、頭が真っ白になり、急に力がなくなって、床に倒れ込んだことだけは覚えている。 俗にいう、腰から力が抜けるということはこういうことかと、初めての感覚だった。 すぐに帰る準備をし、電車に飛び乗った。 ふらふらになっていたので、会社の同僚が、ついてきてくれた。
展示会来場者にひたすら電話をしています。 覚えていてくださった方もおり、それだけでもありがたいなーと思いつつも 「今はまだいらないです。」「既に他社の製品使ってます。」等と言われ続けると、営業電話がそのうち「作業」になってしまっている自分がいます。 ・断られても気にしない ・電話で話してくださるだけでもありがたいと感謝の気持ち ・明るい声で(笑声で) と思うのは基本姿勢として、やはり折角時間をかけるからには何かしら爪痕を残したい。 ・メリットを簡潔に ・断れれる要因を
社会人歴20年ほどになりますが、2年前から営業を始めました。 昔から営業は何だか苦手意識があり、交渉とか面倒だし、怒られるとか怖いし。とか思ってました。 最近、本当に奥が深いと思います。そして、その奥深さから、楽しいと思うようになりました。 どうして楽しいと思えるのか。 1)正解というものがなく、常に探求し続けることができる終わりのなさ 2)成約というわかりやすい目標があり、達成感を感じられる 3)目標を数値化しやすいので、成長度合いを数字でリアルに確認できる 4)や
インバウンドで資料請求をいただいて、アポを取って説明とか 展示会にご来場いただき、お電話するとか そういう時に、情報収集です。で「チーン。」終了。 というケースがたまにあります。 先日、情報収集とはいえ、資料請求したら電話かかってくるのはわかりつつ資料請求しているし、わざわざ資料請求をしたということは何かしらの理由があって、その行動を取られているわけで。 この前提を頭の中に持っておくと、テレアポしたときに問いが変わる というのをここ最近実感しております。 そうすると、更