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ドブ板営業で新規開拓を5年続けた営業マンが今感じること

こんにちは!
前回は入社〜主任に昇格するまでの社会人生活を振り返りながら自己紹介しました。
今回はそれからの1年3ヶ月、僕が何を考えてきたのかについてまとめたいと思います。

・がむしゃらに数字のために働くことに疑問を抱き出す
・自分は何の為に働き、生きるかを考え出す

こんなトピックで書き綴っていこうと思います。

常にランキングで比較されて、発破かけられて、盲目的にがむしゃらに数字を追うことに何の意味があるのだろうか??

2019年9月に念願の主任昇格を果たしました。
2年以上、それだけを目標に走り続けました。
弊社では主任の昇格基準が数字で明確に定められており、とにかくその達成のためだけにがむしゃらに仕事をしてきた僕は、
まるで人生の目的を果たしたかのように燃え尽きて抜け殻になりました。
会社からは「ここがスタートラインだ!」「ここからどんどん上を目指そう!」「もっと数字を上げれば年収○○○万もいけるぞ!」と言われましたが、
それまでの僕は「同期に置いていかれたくない=主任に昇格すること」という危機感だけで動いていたので、全然響きませんでした。笑

生来、何をやるにも理由や目的がないと全くやる気が起きない性分のため、営業で数字を上げることの目的を完全に見失ってしまいました。
営業成績も収入も上を見ればキリがないし、本当にこの先も誰かと比較して、その劣等感を拭い去るために努力するのかと思ったら人生に嫌気が差しました。

そこで僕は「何故・何の為に生きるのか=パーソナルミッション」を決めて、それを達成するために必要な収入や実績から逆算して営業成績の目標を決めることにしました。
生きる目的なんて考えたことがなかったので、ある方の勧められて、
・生きたくても生きられなかった人たちの想い
・自分は先人達のおかげで生かされているということ
を学ぶことにしました。

何冊か本を読んだり、何本か映画を観賞しました。
特に心に響いた2つを紹介します。

あした死ぬかもよ? ひすいこうたろう著

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https://www.amazon.co.jp/%E3%81%82%E3%81%97%E3%81%9F%E6%AD%BB%E3%81%AC%E3%81%8B%E3%82%82%E3%82%88-%E3%81%B2%E3%81%99%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%9F%E3%82%8D%E3%81%86/dp/4799312626


・不治の病で余命宣告をされた少年が放った一言
・鹿児島・知覧で何百名もの10代の神風特攻隊を送り出した士官が最後に取った行動

どれも衝撃的で自分が五体満足で、何不自由なく暮らせることが当たり前じゃないと気づかされました。

日本のいちばん長い日 配給:松竹(2015年公開)

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太平洋戦争を終わらせるために人生を捧げた人達の史実に基づく物語です。
多くは戦後A級戦犯として扱われていますが、この方々がいなければ現在の日本がなかったかもしれないと思うと涙なしでは観れません。

これらの作品や歴史を知り、自分が人生を懸けて成し遂げたいものとは何か?を考えました。
・営業を通じて売れないから売れるようになる喜びの分かち合い
・恩人、大切な人たちへの恩返し、人生の一部でありたい
こんなことを考えて、私のパーソナルミッションを
「恩と縁の分かち合いによる貢献」と定めました。

売れない人たちを売れるようにするためには自分の営業力がなければできませんし、
自分だけでなく、自分にとって大切な人たちのためになるためには時間的余裕も、金銭的余裕もなければできません。
このミッションができて改めて、僕が営業で成果を上げなければならない理由や身に付けなければいけないスキルが明確になりました。


現在はミッションの実現に向けて、再度ゼロに立ち返り、日々努力しています。
日々うまくいかないことだらけですが、自分が人生を懸けて成し遂げたいことに向かっていると思うと苦しいことだらけですが、不思議と毎日が楽しいのです!
次の投稿からはそんな日々の営業現場での苦悩や、スキルをつけるために読んだ書籍、価値観に影響を与えてくれた映画などを共有していけたらと思います。

それではまた。

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