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【イベント】東京インターナショナルペンショー2024に行ってきました

10日ほど前までは、気温は下がっているのに湿度があって、部屋の中では半袖裸足フローリングだったのに

季節の変わり目、皆さま体調などお気をつけください。体を温めてまいりましょう。

ということで…

東京インターナショナルペンショー(Tokyo Interenational Pen Show 2024)行ってまいったよ! 一年前にはその存在も知らず、右も左もわからず買うものがなかったであろうイベントに…

ちなみに今回の記事、万年筆やボールペンは一切出てきません。ペンショーなのに。と、一応おことわりをしておきます。

概要

  • 3日間開催のうち2日(土)はプレミアムチケット

  • 前売りと当日券あり

  • ブースによっては入場後、購入のための整理券が必要

今回入場でいろいろトラブルがあったようですが、入り方並び方、ルールについては公式SNSやWebサイトでアナウンスしているので、必ずチェックしておきまっしょい。

入場まで

このような流れでした。2日(土)の13時入場のプレミアムです。

  1. チケットの入場時間の20分前には入り口受付付近にいる

  2. 受付後、室内待機列に整理番号順で並ぶ

  3. 開場10分前くらいから4階行きたい組・5階行きたい組の列を作る

  4. 5階組、ついで4階組、スタッフさん引率で会場に入場

4階5階の振り分けで時間を要し、室内の待機列後半組が入れたのは13時をまあまあ過ぎていました。効率…? とはなったけど、その程度ならまだマシだったのを後からSNSで知りました。皆さんお疲れさまでした。なによりスタッフさんお疲れ様でした。みなさん英語ペラペラでした。

訪れたブースの様子

📸ブースの写真は全て、お声かけして快諾いただいたものです

勝手に撮らない、他のお客さんの邪魔にならないようサッと撮る。場内は人が映らなければOKのはず。再三ライブコマース禁止の告知もあったし、シビアなのでそこだけ気をつけて楽しみましょうー。

Galen Leatherさん

トルコ発、とにかくかっこいい文具周りデスク周り革製品のお店。送料を気にしなければ比較的リーズナブルな価格帯のものです。
いつか手帳カバー買うんだ…!

オーシャンブルーの一本差しを買いました。

海外ブースには通訳の人がいる…という情報を見たと思ったが幻だったのかな。英語オンリーでした。

英語な…
いや、カタコトでもコミュニケーションは図れるんですよ。身振りと表情。ディスワン、ノー、OK、センキューくらい言えれば買えますよ。でもそういうんじゃなくー!!!

がんばれ日本。アイルビーバック(親指)

山本紙業さん

試筆できて好きな紙を選んで購入できるメモバー。とにかく人気、特に女性に大人気で、いつ見てもお客さんに囲まれているブースでした。

万年筆推薦紙見本帳。気になっていましたが今回はスルーです。

蝋引きノートもいいよねー

寺西化学工業さん

マジックインキやハイカラインキで有名な寺西化学さん。今回は3,000円の福袋(赤いの)を買いに来ました。限定のインクも一緒に。勧め上手!

銀座伊東屋さん

今までの伊東屋さんの限定インクも並ぶということだったので…
INK.Ink.ink! 2024でのTAG STATIONERYさんイベント限定インク、溜塗を無事購入できました。

イベント限定インクが勢揃い(手前上段)

SAKAEテクニカルペーパーさん

トモエリバーのルーズペーパーをホワイト・クリームともに購入。サカエさん、なにとぞ68n、A5サイズのルーズペーパーを出していただけないでしょうか…

けっこう最近割と比較的好き

セーラー万年筆さん

またしてもひょっこりブースが空いていた隙を狙い、リベンジしてしまったインクすくい。しばらく我慢するからー! 今回までだからー!

ちょいちょいとおまけしてくれたおねいさん。天使かな?

コツを伺ってみたところ、お玉の上でインクが整列すると落っこちてしまうので、ザクっと取って絡み合ってるまま持ち上げることだそうですよ。

るぅのさん

がまぐちペンケースのるぅのさん。その存在を知ったのは文具マーケットの行列中でした。お隣さんとお話していたとき、こちらのブースに行くんですーと見せていただいた布製のペンケース。

この筆記具柄、どこかで? と思ったら文具王柄だったのですね
(王に許可をいただいて作られているそう)

まさか自分がそのがまぐちペンケースを、

dunn (ロンド工房)さん

こちらで買うことになるとは。(なんでやねん

あまりに手触りが良すぎまして…
るぅのさんdunnさんコラボの牛革ネイビーを購入。

これは良いものだ。

るぅのさんのお隣ブースだったので一緒にお話をさせていただいたり、使用中の私物を見せていただいたり。お客さんがいないタイミングだったのでゆっくり選ばせていただきました。

himekuri & kamiteriorさん

…といえば日めくりカレンダーのhimekuriが定番の大人気ですが、自分は異なる数種類の紙と断面が楽しめる「memoterior mini」のファンでして…

持ち歩きのロディアオーガナイザーにも綴じているくらいでして。お見せしたら「初めて見た!」と、たいそう喜んでいただけました。とんでもないことでございます。

memoterior miniすいーつ
さくらもちバージョン(の一部)

3個だと少し割引とのことで、サンプルのテクスチャを確認させてもらった(いじり倒した)うえで限定のすなねこ、しろくろ、もんぶらんを。

なお猫バージョンのデザイナーさんは猫が好き過ぎて、通常の猫シリーズは後ろ姿のところを、限定のすなねこだけは正面を向かせているのだそう。(さらに言うと猫シリーズには必ずピンク色を入れているのだとか。そう、肉球…)
そんな小話聞けるのもイベントならでは。

三田三昭堂さん

趣味文祭のときに気になっていた珈琲インク。
人が引いたタイミングで、シリーズのインクをゆっくり試し書き、試し嗅ぎ? させていただきました。

試筆に使ったのは、軸に珈琲インクが入っているまつぼっくりガラスペン。コンパクトで書きやすくて非常に気になったのですが…次回…(か?

ここまでで一時間半。
本物のコーヒーを飲みたくなったので、階下にあるブルーボトルコーヒーへ行って休憩を入れます。

東京都立産業貿易センター浜松町館という場所、低層階には食べる場所やカフェ、休憩する椅子もあります。イベントを楽しんで、食べて休憩してまた戻ることができ、いちいち建物の外へ出なくても完結するので良いですね。

タチカワ・日光(立川ピン製作所)さん

お恥ずかしながらタチカワさんは、細くてくっきり書ける白ペン「PURE WHITE」を出しているメーカーさんということしか知りませんで…。もともとがペン先や細かい金属加工の企業さん、かなりの長い歴史があるとのこと。申し訳ござりませんでしたっっ

「つけペン先5本で500円」のポップが呼んでいる。試筆をさせてもらえたので、Gペンや日本字ペンなどをチョイス。

おかげさま文房具店さん

畳店さんとコラボした、い草や畳モチーフの商品がまず目を引きます。日本人たるもの、たたみ柄の塗りたくりカードは手に取ってしまいますよね。サンプルを見せていただきましたが、ラメインクで塗っても確実に映えるやつ。

おかげさまさんは様々なイベントでお見かけするのでまたの機会もすぐにあろうと、インクカードとラメインク混ぜ混ぜ棒(エノマドラー)を購入。ちゃんと折らずに持って帰れましたのでー!

購入品全景

ペンショー行ってもそんな買うものないんじゃ…とか思ってたやついねーよなぁ?

ざっくり言えば紙とインクとつけペンとペンケース

寺西化学工業さんの福袋の中身

これだけでも2,000円相当のギターガラスペン。彩インクと合わせて、すでにもとが取れております。

私は寺西さんに苦情を言いたい。(ローリー?

マジックインキ型消しゴムがかわいすぎて使えません!!

長さは5センチくらい

そうそう、こういう箱に一つずつ小箱に入ってましたよね。

セーラーさんインクすくいリベンジの結果

終わってみれば秋冬が多かった感じ?

趣味文祭の1回目と合わせても、3種ほどコンプリートには足りなかったけれどまあいいか。

夜長、雪明、囲炉裏、しとしとが多かった

重い腰を上げて、すべてのカートリッジに名前ラベルを貼りました。疲れました…。

配色別に分けてわかりやすく

そういえばセーラーインクさんのInstagram @with__ink._ アカウントが一周年とのことで、フォローユーザーにステッカーを頂きましたよ。

雑感

入場については今回、かなりゴタゴタしてて私も自分が入った以降のことは把握しきれていないんだけど…

  • 午前中に行くなら多かれ少なかれ行列はある

  • チケットに書かれた時間に遅れても大丈夫(ただし入場は整列組が入った後)

  • 3日通し券持ちの人の整列・入場は曜日別チケット組の後。少しでも狙うものがある場合、通し券のメリットはないです。(公式さんはゆっくり楽しむチケットと言っています)

もし自分が「特に狙うものはなく雰囲気楽しんで欲しいものがあれば買う」ゆるめスタンスであれば、3日目の一番安い前売りを買い、昼過ぎてゆうゆう行くかなと思います。どう頑張っても3時間以上は疲れちゃうん…。

来年行く?

行きます。そしてやっぱりプレミアムチケット取ります。狙うものうんぬんではなく極力、行列している時間と混雑は金で解決(※言い方)します。

イベント感想

木軸、美しい柄、革製品、デスク周り品。ガラスペンに万年筆インクに紙製品。老若男女を問わず文具女子博がキラキラ過ぎるとお嘆きの貴兄には、ぜひ参加していただきたいイベントかと。

企業やお店の方のお話を聞くのも楽しいし、勉強になるし、こういう場でないと聞けない話、裏話、なんならまだ未公開の情報など…も?(全部を記事にはしていないです。笑

そうそう、ペンショーは公式サイトの出展者ページに現金のみ・クレジット・QRなどの対応がアイコン表示されていてとても良いと思いました。あとは願わくば、マップはPDFにしていただければと…


これで残すところ、今年行く予定の文具関連のイベントは、来月の文具女子博が最後となります。いろいろなことはあったんだけれど、終わろうとするとやっぱり一年は早い。

去年とは文具的な趣味嗜好が変わっているので、文具女子博では昨年ほど買うものが無い気がしなくもなくもなくも(フラグになりそうなのでボカしておく)

前回は、年明けの文具マーケットはスルーしているんですよね。
今年は来年まで駆け抜けるぞー

かけっこのときに「ゴールを目指すんじゃなく、その数メートル先をゴールと思って走れ」って教わらなかった?(似て非なる…


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