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投資は志のために、消費は幸せのために【お金の話】

「朝仕事に行きたくない問題」のアナリスト、サラリーマン豆太郎です。
今回はお金の観点から「朝仕事に行きたくない問題」を考えます。

1. お金を稼ぐ意義

私は毎朝「まだ寝ていたい。会社に行くのだるい。」と思います。
「何のために仕事をしているのか?」をついつい忘れてしまうのが大きな原因の1つです。

でも、たまに冷静になると気がつきます。

そうだ、仕事をすればお金が入るんだ

極めてシンプルかつ生々しいですが、お金のためにやっていることを思い出すと、妙にモチベーションが高まります。

ではなぜお金が欲しいのでしょう?

2. お金は幸せと志のためにある

人は以下を達成するために人生を生きていると思っています。

①幸せな時間を過ごすこと
②志を果たすこと

マズローの欲求五段階説の簡略バージョンとも言えるかもしれません

どちらか一方でも欠けているとだめで、常に足りない方を追い続けます。
そしていずれを満たすためにもお金が必要で、だからこそ人はお金を求めて日々もがくのだと思います。
ただ、①と②ではお金の使い方が大きく異なります。
①のためのお金の使い方は比較的簡単、②は人が心理的に苦手とするお金の使い方です。

3. 消費と幸せ

「①幸せな時間を過ごすこと」の"幸せ"の定義は曖昧ですが、例えば以下のような時間は"幸せ"と言えると思います。

・美味しいものを食べること
・旅行にいくこと
・読書をすること
・友達と遊ぶこと
・朝遅くまで寝ること

これらの幸せを満たすために、お金が必要なことが分かりますよね?(朝遅くまで寝るのにお金はかかりませんが笑)

上記に共通するのは、お金を払うことに対する対価が明確なことです。
1000円払えば極上のラーメンが食べられる、3万円払えば沖縄に行ける、みたいな感じです。

対価が明確なので人は安心して比較的簡単にお金を使えます。

「幸せな時間を過ごす」という明確な対価のためにお金を使うことは"消費"と言えるでしょう。

4. 投資と志(本題)

幸せな時間に慣れてくると、何か物足りなくなり、志を見つけ奔走したくなります。

・脱サラして起業したい
・小説家になりたい

なんてやつです。

ですが!!!

多くの人が「~をしたい」という志を抱いたまま、行動に移せずにいます。または仕事の合間をぬって時間を作って行動するものの、挫折してしまいます。

消費と異なり対価が見えない五里霧中な状況では、「目の前の幸せな時間」を手放して志のために時間を割くのはそりゃ難しいですよね。

そこで鍵となるのが"お金の投資"だと思っています。
毎日寝る間を惜しんで志を目指す行動も"時間の投資"ですが、あえて"お金の投資"の価値を考えます。

資格を取るという志を目指すとき、ついついケチってネットの情報のみで勉強してしまったり、せいぜい参考書を数千円で買う程度になりがちです。

でも子供の頃、受験勉強のために"塾"に行った経験があるのではないでしょうか?
家で親が勉強を教えるだけでもなんとかなるかもしれないけど、有限な時間のなかで効果を最大化するために親が子供のために"お金を投資"してくれました。

大人自身の志も同じことが言えるのではないでしょうか?
短期的には消費のほうがメリットが大きそうだけども、ちょっと未来に目を向けて"投資"してみることで、志に向かって人生が動きだすかもしれません。

5. まとめ

・「目の前の幸せな時間を過ごす」ためには消費
・「未来の志を果たす」ためには投資

という2つのお金の使い方があるのでは?ということを記載いたしました。
そしてそのために人は仕事をしてお金を稼いでいます。

仕事の意義、お金の意義を振り返るのは、なかなか良いものですね。

サラリーマン豆太郎

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サラリーマン豆太郎
今日も「朝仕事に行きたくない問題」に悩みます。

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