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歌うということ

なんとなく少し距離置いてたゴスペル仲間からLINEがきて久しぶりにやり取りをした

彼女の歌やソロへの向き合い方がこの1、2ヶ月で変わり、それが彼女の歌にも現れていた

以前は結果が全てという人だった
体育会系、一生懸命がむしゃらにがんばる
でもそれだけに少し周りが見えなくなっているようにも感じていた
それが少し距離を置いていた理由でもある

昨日のやり取りで、今はソロを歌うことに執着していなくて、何人かで歌うパートやコーラスで周りと調和して歌うことが課題だから、まずは地道にがんばると言っていた

先日のソロ発表会で声も安定してのびやかに変化していたし、何より表情が柔らかになっていた

先生もすごく誉めていた

歌をうたうことは自分の音を奏でること

自分の在り方や心の在り方が素直にそのまま現れる

私自身も
オーディションを経て、歌いだしの重要なパートに選ばれた時、プレッシャーから毎回出だしの音を外した

オーディションの時の方が上手かったと先生に毎回いわれ、厳しい指導を受けた

いつのまにか歌うことを楽しめなくなっていた

他の曲を練習している時も上の空でそのパートの音を頭の中で何度も反芻した

だが結局本番当日のリハーサルでも音を外して、そのパートを降ろされた

落胆したと同時にその日のイベントを心置きなく楽しめることにホッとした

自分で自分を苦しめていたんだとようやく氣づいた

歌への向き合い方は
そのまま自分との向き合い方に反映される

喉は筋肉、歌は練習すればするほど上手くなる
確かにそうだ、けれども
その時の自分の在り方がここまでそのまま出るものなのだと今回の出来事で知ることとなった

歌うことは楽しい

楽しいことは決して楽ではない

真摯に向き合う者だけが、楽しみを享受できるのだ

志の高い仲間とともに、高みを目指して今日も歌えることの喜びとしあわせを感じている 感謝

ゴスペル始めてもうすぐ1年
始めたきっかけを記事にしていますので
よかったらお読みください

いつもありがとうございます








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