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学びと現実の狭間で
1月25日(土)
午前中、次女が通う大学の保護者向けセミナーにオンラインで参加した。
セミナーでは、学長が専門とする移民問題をテーマに、日本と世界の現状や課題、その中で大学が果たす役割の重要性について講義が行われた。特に、トランプ大統領の就任を契機に移民や多様性に対する関心が高まりを見せる中、非常にタイムリーな内容であり、とても勉強になった。
次女の大学は学生の半数が留学生という特色を持つ。
次女自身も外国籍や海外ルーツを持つ学生たちと交流を重ねているそうである。文化的な違いによるコミュニケーションの難しさもあるようだが、それもまた貴重な経験となっている様子。
今回のセミナーを聴き、高い学費や仕送りも次女の成長を支えるためなら仕方がないと、妙に納得する機会となった。
また、生涯学習という言葉は以前から耳にしていたが、この年齢になって改めて大学教授の講義を聴いてみるととても刺激的だった。
この先も学びの機会を大切にしていきたいと改めて思った。
午後は母の歯医者の付き添いへ。
午前中の知的な刺激とは対照的に、現実に引き戻された。
母は出発前、自分が何科に行くのかも怪しい様子であったが、治療を担当する若い先生を見て「イケメンの先生でよかった」と喜んでいた。
その様子を見て、「まあ、これも悪くないか」と思うことにした。
一方、兄からはインフルエンザの回復が思わしくなく、咳や倦怠感が続いているという連絡があった。年齢の影響もあるのかもしれないが、心配である。
結果として、明日も実家へ行き、母の介助と話し相手をすることになった。
今晩は体を十分に休め、また寝違えないよう注意しよう。
〜夜の自宅にて。タイトル画像は今日の空。雲が多くダイナミックな空に見惚れた。
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