虎に翼25話(一美)
「判決を言い渡す
被告人らは いずれも無罪」
1年半、
100回超に及ぶ公判の
闘いが 終わった。
「水中に 月影をすくいあげるか の如し」
…………
心が集う 猪爪家
お祝いに お寿司を持ってきた
笹山さん
「あんなに嬉しくなる裁判はなかったね」
………
父 直言「はる さん」
母 はる「なぁに」
直言「逮捕される前の映画の約束だ
止めたまま だったろ…
できるなら
あの日からやり直して…」
はる「いゃ〜ぁぁぁぁあ(泣)
私が 小うるさいから
何も話してくれないのかなぁ…って 泣泣泣」
話して 欲しいのに
話してもらえない女と
黙して語らず
一人で抱え込むことを"良し"
とする 男
男と女の 行き違いの常に
私: 一美は涙…
…………
BARで グラスをかたむける
穂高と桂場
穂高「それにしても
名 判決文だった
『あたかも 水中に 月影をすくいあげるか の如し』
実に君らしい!
ロマンだけ じゃないね
アリ🐜1匹通さぬ
一文の隙も無い判決だった。
あれは
控訴のしようが無いね」
* (そうです。
全くの 事実無根って
言ってる訳ですから)
続けて
穂高「君は許せなかったんだろう
検察が 力を振りかざして
司法に干渉してくるのが…」
桂場「干渉??
そんなもんじゃない。
あいつら(検察) は私利私欲にまみれた 汚ったねぇ足で踏み込んで来やがったんですよ」
*桂場さん って
法律をこよなく愛してる。
法律に 人格を観ているようで
おもしろい!
…………
後日 寅子は桂場に
寅子「法律って 守るための"盾や毛布のようなものだ"と考えていて…
今回の件で
法律は 道具のように使うものじゃなくて(*人間様が
ど中心に 使うってこと じゃなくて)
法律自体が守るもの
法律って
きれいな水に 変な物を入れられたり 汚されたりしないように 守らなきゃいけない。
きれいな水を 正しい場所に
導かなきゃ いけない」。
一美