虎に翼94話(重遠の孫)
皆〜んな呼〜べ~呼〜べ、
お〜星さ~ま〜出~た~ぞ〜
涼子「一つだけ よろしくて?
寅子ちゃんは昔から
お気立てはよろしいけれど
全方位に愛がおありで
恋愛ごとの機徴のようなことには、無頓着ですの。
ですから後悔なさらぬように」
・・・・・
花江「ねえ。フフフ。寅ちゃん。
私に何か言うことない?
言う気がないなら
しかたがないわね。
寅ちゃん ..
ここからが本題です。
最近いい人がいるんですって?
その方とのこと 尻込みしているの
優未のせいにしたらしいじゃない?
少なくとも優末はそう思っていて
私に助けを求めてきたんです」
優未「中 見て。
お父さんからのお手紙」
優三「寅ちゃん。もし..
帰ることができなかったら
そう思って...
弱音を吐くことができる人
正しくない寅ちゃんも好きでいてくれる人...
心から恋して 愛する人を見つけてください。
でも その人を前にして
胸が高鳴ってしかたないのなら
その人が好きなら...
全て忘れてその人のもとに
飛んでいってほしい
自分を信じて
寅ちゃんを僕は信じる。
優未もお母さんを信じて
優未のことを
ずっと見守っているよ。
2人のことを誰よりも
何よりも 一番愛しています」
寅子「何でいっつも いっつも…」
花江「寅ちゃん 自分に正直にね」
・・・・・
寅子「高瀬さん 小野さん
少し いいかしら?
考えたんだけど やっぱり
2人の好きにしたらいいと思う。
2人が納得する方法でやってみるのがいいと思う。
それで失敗したらそれはそれで
いいんじゃないかしら」
深田「そんげ無責任な」
寅子「何を言っても
2人の人生の責任は取れません。
何を言っても無責任なんだわ。
だから うん 好きにしなさい。私は2人が選んだ決断を応援します」
高瀬•小野「あり〜がとございます」
・・・・・
寅子も、「自分に出来ないこと」が 少し分かってきた。
光