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虎に翼116話(重遠の孫)
「またどこかでな。佐田判事」
竹中 退場。
よね「控訴せず 判決確定。
これでいいんですか?」
岩居「原告たちに、これ以上負担をかけるわけにはいかない」
轟「それに俺たちには
この判決がある!
そうだ!我々で
被爆者救済の立法を求める
活動をしていこうじゃないか!
よし!
原爆被害者救済弁護団
ここに結成〜!」
岩居「佐田!」
よね「黙って飲め」
(よねから寅子に和解)
寅子「できることはやった。
でもこれで 原告の
被爆者の方々が救われたわけじゃない」
航一「上げた声は 判例は決して消えない。寅子さん、
苦しいことは分け合いながら
これからも もがきながら
一歩一歩です」
寅子「航ーさん...」
・・・・・
寅子「じゃあ いいお天気ですし お散歩にでも行きましょ」
航一「いいですね そうしましょう。」
百合 退場。
・・・・・
昭和43年。多岐川闘病中。
香子「薫どこに行ってたの?」
薫「関係ないからほっといて」
香子「黙って出かけて
こんな時間まで」
薫「ずっと黙ってたのは
そっちでしょ?」
香子「多岐川さんが入院している時に話したの。そうしたら薫は…」
薫「何でそんな大事なこと
黙ってたの?
朝鮮人である自分は捨てたって…
自分の生まれた国が自分の血が恥ずかしいって思ってたってこと?」
香子「それは絶対に違う。
そういうことじゃない」
汐見「お父さんたちは
つらい思いをしてほしく
なかったんだ」
薫「信じらんない!
それって だって安全な場所に
加害者側に立って
今まで ずっと見て見ぬふり
してきたってことじゃない。
最低だよ!」
(汐見家はどうなる?)
・・・・・
そして 年が明けて お正月。
優未は 大学院で寄生虫の研究。
(三淵嘉子さんの息子 和田芳武さんが、寄生虫の研究者でした)
寅子は東京家庭裁判所 部総括判事少年部の部長です。
「おはよう サディ」久藤は東京家裁の所長を務めています。
家庭裁判所発足から 20年。
巻田「だから 俺が誰に
何の迷惑かけたんだよ!
ただオートバイ走らせた
だけだろうが。
ごちゃごちゃうっせえぞ ババア」
寅子「こら音羽さんに
失礼でしよ。
ババアは こっち
まあ ごちゃごちゃ
うるさいのは認める。
でも私たちは、
巻田君にとっての一番を
考えることが仕事なのよ」
巻田「仕事で
腹立つことばかりで
スカッとすんだよ」
寅子「そう 働きだしたばかりで大変なのね」
(同意から入って行く)
・・・・・
のどか「あ~!
本当に嫌になっちゃう!」
寅子「どうしたの?」
のどか「年明けの振り袖よ。私は独身だけど『若い子たちと並ぶのは酷だろうから』だって!」
寅子「はて?酷?えっ 何それ」
航一「許し難いです」
のどか「よし!毒吐き終わり! ありがとう」
(のどか大人の解消法?)
第5代最高裁長官に桂場等一郎 就任
テレビ・桂場「憲法は民主的に平和な国家を目指しているが、社会の変化は激しく 若い人たちが いろいろと騒いでいる。しかし裁判官は
激流の中に毅然と立つ巌のような姿勢で 裁判の独立を脅かす者に立ち向かい 国民の信頼を仰がなければならない。
司法の独立に...
昭和44年1月
(水滴に穿たれて 変化して行くべき事も忘れずに...)
長崎「黒い雨」裁判 一部だけ認定。
光