虎に翼121話(重遠の孫)
美位子裁判
2審 東京高裁、1審判決取り消し実刑判決。
轟「残念だがこの結果は想定していた。だから すぐに最高裁に上告したんだ」
よね「最高裁が受理するかどうかは別問題だがな」
美位子「そうですか。
お握りもう一つ頂きます」
・・・・・
寒河江「最近のお宅らはとても司法の公正を守っているとは言い難いんじゃないのか?
少年法しかり。
裁判所はもっと国民の声に耳を傾けるべきなんじゃあないのかね?
最近じゃ 若い裁判官が
傾いた考えを持って
現体制変革を目指して
作為的な行動を起こしている
とも聞く。
一体どうなってんだね!?」
勉強会
朋一「もっと腰を据えた審理が
必要と意見書を出すべきだ
と思うんだ」
「それは今の司法に
疑問があるということ?」
朋一「被告人にも当然
守られるべき権利がある
ということだ。
これからの司法のためにも
声を上げるんだよ」
「僕も星君に同感だ」
(桂場はパワーバランスの上に乗っている。右を切り、左を斬ることで[=寒河江を押し返す為に、朋一たちを斬ることで]
『司法の独立』を守ろうとしている。「右」の観念と「左」の観念。それらから守ろうとする物が「公正」の観念であるならば、目くそ耳くそではないだろうか⁇?)
下のnote ご覧ください
・・・・・
香淑「実は よねさんたちの紹介でお手伝いを始めることにしました。原爆被害に遭われた朝鮮や中国 台湾の方々の。
戦後 国に帰った人も帰らなかった人も被爆したことを秘密にしてきた人はとっても多いの」
汐見「これを機に、
僕は裁判官をやめようと思う。
彼女がやろうとしている仕事は相当な責任と原爆に対する知識が必要だ。
僕以上に頼りになる相棒は
いないだろ」
薫「私だってすぐ頼りになる弁護士になるんだからね。
フフフフ」
香淑「家族みんなで支え合って
最高の弁護士事務所を作るんです」
梅子「本当に 最後はいい方に
流れていくわね」
(汐見家問題は、これで一応?
一件落着⁇)
・・・・・
法制審議会 少年法部会
豊谷「少年法を改正する必要があり皆様からご意見を承りたい」
寅子「はて?
ここは 改正が必要かどうかを
議論する場所では
ありませんでしたか?」
ライアン「そうだね。
初めに改正ありきで
頭ごなしに来られる場
ではないね」
豊谷「お気持ちは分りますが
少年の凶悪事件解決は
国民が求めていること。
社会全体が少年法改正を
後押ししている。
その空気はお感じになって
いますよね?」
寅子「我々は厳罰化が
少年の凶悪事件の根本的解決になるとは思いません」
ライアン「気持ちが焦る時こそ
少年事件の背景から話し合う
べきではありませんか?」
豊谷「その悠長な姿勢のせいで
非行少年が野放しになり
治安悪化に加担している
面はありませんか?」
寅子「今の発言
撤回していただけませんか?」
(主張ありきでは、議論にはならない)
・・・・・
朋一「移動が決まった。家裁に...
勉強会に参加していた仲間も何人も支部に異動になって...
左遷としか言えない内示が出ていて。こんなあからさまなこと...
許されていいのかな」
光
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